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BMW X3- X5の成功を受けて登場し、今や定番車種のBMWミドルクラスSAV

BMW X3

2000年に初代X5を発売するまでBMWが本気でSUVを手がけると予想できた人は少なかったのではないでしょうか?意外性をもって受け入れられたX5は大ヒットし、続けて2004年に初代X3が登場した時には、もうBMWが1シリーズから7シリーズまでSAV(SUVのBMW名でスポーツ・アクティビティ・ビークル)のフルラインナップが完成する未来は見えていました。それが完成した2020年3月現在、今やX3も3代目に突入しています。

各代の概要や時代背景

X5の成功に続けとBMWが送り出したSAV第2弾、初代E83(2004-2011)

初代X3は2004年7月に日本で発売。先に成功したX5(2000年発売)が5シリーズをベースにしていたのと同様、当時の3シリーズ(E46)のプラットフォームやパーツを可能な限り流用して最低地上高が高く、ボディ下部に樹脂部品を多用した5ドアハッチバック型のSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル・SUVのBMW名)に仕立て上げられ、X5よりコンパクトで低価格なSAVとして人気が出ました。

日本における初代のグレード構成は当初いずれも直列6気筒で2.5リッターDOHCエンジン搭載の「2.5i」と、同3リッターの「3.0i」2種類で全て電子制御フルタイム4WDシステム「xDrive」を採用した4WD車で、2006年10月にいずれも新エンジンに換装、5速ATから6速ATへと切り替えた「2.5si」および「3.0si」へ更新され、末期の2008年11月には「xDrive25i」「xDrive30i」とグレード名を変えており、2006年10月までは3リッター車で左ハンドルも選べましたが、それ以降は右ハンドルのみの設定となります。

また、当初「スポーツパッケージ」、2005年11月以降は「M-Sportsパッケージ」として専用サスペンションやエアロ、スポーツシート、レザーステアリングなどがセットオプションで準備されており、2006年5月にはM-Sportsパッケージのノーマルサスペンション版に豪華内装や車内収納スペース追加用のストレージ・コンパートメント・パッケージを装備したBMWジャパン創立25周年記念特別仕様車「25thアニバーサリーエディション」が2.5リッター、3リッター車それぞれで発売されました。

代表スペックと中古車相場

BMW PA30 (E83) X3 3.0i 2004年式
全長×全幅×全高(mm):4,565×1,855×1,675
ホイールベース(mm):2,795
車重(kg):1,790
エンジン:M54B30 水冷直列6気筒DOHC24バルブ
排気量:2,979cc
最高出力:170kw(231ps)/5,900rpm
最大トルク:300N・m(30.6kgm)/3,500rpm
10・15モード燃費:7.6km/L
乗車定員:5人
駆動方式:4WD
ミッション:5AT
サスペンション形式:(F)ストラット・(R)マルチリンク
中古車相場:23万円~128.8万円(車両本体価格・2020年3月現在)

BMWらしく走行性能と環境性能改善の両立を図った、2代目F25(2011-2019)

2代目X3は2011年3月に日本で発売。デザインは先代後期からのキープコンセプトながらボディサイズは一回り大きくなって後席の足元スペースなど快適性が向上し、ラゲッジスペースも大幅に拡大されました。

当初の基本グレード構成は従来xDrive30iへ搭載していた3リッター自然吸気エンジンを継続しながらグレード名は変更した「xDrive28i」と、新開発の3リッターターボを搭載した「xDrive35i」をラインナップし、後者には速度感応式の可変ギヤレシオステアリングやブレーキの独立電子制御でコーナリング性能を高めるシステムを標準装備。

そうして走行性能を高めつつ、回生ブレーキや電動パワーステアリング、アイドリングストップなどを装備し、ミッションもより最適な回転数での走行を緻密に制御できる8速ATへ更新され、先代よりパワフルでありながら燃費性能も向上させています。

2012年3月には新型2リッターターボエンジン搭載のダウンサイジングターボ車「xDrive20i」が登場し、同年5月には同エンジンのハイパワー版へと「xDrive28i」も更新。

同年9月には2リッタークリーンディーゼルターボ搭載の「xDrive20d」系のグレードが追加され、2014年6月には内外装がスポーティな「Xライン」とスポーツサスペンションやスポーツエアロが装備された「Mスポーツ」が各グレードへ追加設定されるとともに、衝突被害軽減ブレーキなど安全運転支援機能を全車に標準装備しました。

また、2016年には限定200台の「セレブレーションエディションブラックアウト」、2017年1月には限定107台の「ブラックアウト」と、いずれもxDrive20dをベースとして内外装をブラックで統一した特別仕様車が発売されています。

代表スペックと中古車相場

BMW WX35 (F25) X3 xDrive35i 2011年式
全長×全幅×全高(mm):4,650×1,880×1,675
ホイールベース(mm):2,810
車重(kg):1,900
エンジン:N55B30A 水冷直列6気筒DOHC24バルブ ICターボ
排気量:2,979cc
最高出力:225kw(306ps)/5,800rpm
最大トルク:400N・m(40.8kgm)/1,200~5,000rpm
JC08モード燃費:11.0km/L
乗車定員:5人
駆動方式:4WD
ミッション:8AT
サスペンション形式:(F)ストラット・(R)5リンク
中古車相場:89万円~435万円(車両本体価格・2020年3月現在)

先進の運転支援機能などハイテクを満載した3代目G01(2017-)

3代目X3は2017年10月に日本で発売。2リッターガソリンターボの「xDrive20i」、同クリーンディーゼルターボの「xDrive20d」、2種のエンジンによる2リッター車にそれぞれ通常モデル、Xライン、Mスポーツが設定される6グレードに集約され、2018年9月にはトップグレードとして3リッタークリーンディーゼルターボを搭載する「M40d」が登場。2019年11月には都市のナイト・ドライブをコンセプトとして内外装を固めた限定130台の特別仕様車「ミッドナイトエディション」が発売されました。

ボディサイズは先代よりまた若干大きくなり、フロントのキドニーグリルは一層大型化してアグレッシブなデザインを強調、ボンネットに入った深く滑らかなラインと合わせて屈曲かつダイナミックなSAVらしさを演出しています。

さらに安全運転支援機能はさらに高速道路でのレベル2運転支援程度が可能なほど強化され、BMWが提供するサービスへ接続するコテクテッドカー機能や、音声認識なども組みこまれた最新のナビゲーションシステムが装備されるハイテク車へと進化したほか、2018年5月には「Xライン」「Mスポーツ」モデルへヘッドアップ・ディスプレイを標準装備しました。

代表スペックと中古車相場

BMW TX30 (G01) X3 M40d 2020年式
全長×全幅×全高(mm):4,725×1,895×1,675
ホイールベース(mm):2,865
車重(kg):1,980
エンジン:B57D30B 水冷直列6気筒ディーゼルDOHC24バルブ ICターボ
排気量:2,992cc
最高出力:240kw(326ps)/4,400rpm
最大トルク:680N・m(69.3kgm)/1,750~2,750rpm
JC08モード燃費:14.9km/L
乗車定員:5人
駆動方式:4WD
ミッション:8AT
サスペンション形式:(F)ストラット・(R)5リンク
中古車相場:329.9万円~777万円(車両本体価格・2020年3月現在)

各代の新装備

初代E83

・新型2.5リッター直列6気筒DOHC24バルブエンジン「N52B25A」(2006年10月~)
・同3リッター「N52B30A」(同上)
・6速AT(同上)
・PDC(駐車支援装置)

同時期のE46型3シリーズからエンジンや装備を引き継いできた初代X3ですが、2006年10月のマイナーチェンジで2種類のエンジンそれぞれをマグネシウム-アルミニウム合金製クランクケースを使った新型エンジンへ換装してパワーアップし、ATも従来の5速から6速へと更新。

さらに当初からオプション装着率の高かった装備として、電動フロントシートやホワイトターンインジケーター、バイキセノンヘッドライト(3リッター車)、レインセンサー&オートライト(3リッター車)、自動防眩ドアミラー、インテリアミラー内臓式ETC車載器、駐車距離モニター支援用のPDC(パーク・ディスタンス・コントロール)が順次標準装備化されていきました。

2代目F25

・3リッター直列6気筒DOHC24バルブターボ「N55B30A」
・2リッター直列4気筒DOHC16バルブターボ「N20B20A」
・2リッター直列4気筒DOHC16バルブクリーンディーゼルターボ「N47D20C」
・8速AT
・ブレーキエネルギー回生システム
・電動パワーステアリング
・バリアブル・スポーツ・ステアリング(xDrive35iのみ)
・パフォーマンスコントロール(同上)
・エンジン・オート・スタート/ストップ機能
・ECO PROモード付きドライビング・パフォーマンス・コントロール(2012年5月~)
・BMW SOSコール(2013年9月~)
・BMWテレサービス(同上)
・オートマチックテールゲートオペレーション(同上)
・衝突被害軽減ブレーキ(2014年6月~)
・車線逸脱警報(同上)
・サイドビューカメラ(同上)
・アクティブクルーズコントロール(2016年6月~)
・レーンチェンジウォーニング(同上)

2代目X3ではエンジンが段階的に一新され、まず新設定のxDrive35iに3リッター直噴ツインスクロールターボ(BMWでは「ツインパワーターボ」と呼称するが、ツインターボではないのに注意)を搭載。

さらに追加設定のxDrive20i用に2リッター4気筒直噴ツインスクロールターボの184馬力版が搭載されたほか、xDrive28iは同エンジンの245馬力版へと、従来の3リッター自然吸気エンジンから更新され、最後にxDrive20d用として2リッタークリーンディーゼルターボが登場。

これらに組み合わされるミッションは全車とも新しい8速ATとなり、ブレーキエネルギー回生システム(回生ブレーキ)や、エンジンの負担を減らす電動パワーステアリングもモデルチェンジから全車標準装備となり、エンジン・オート・スタート/ストップ機能(アイドリングストップ)もxDrive35iから順次装備されていきました。

さらにxDrive35iでは速度感応式の可変ギアレシオステアリング「バリアブル・スポーツ・ステアリング」と、内側後輪のブレーキを独立制御してコーナリング性能を高める「パフォーマンスコントロール」が装備され、環境性能だけでなく走行性能向上にも努力が向けられています。

2012年5月の改良では、新たにコンフォート、スポーツ、スポーツ・プラス、ECO PROの4モードに切り替えてエンジンレスポンスやミッションの制御を変更できる「ECO PROモード付きドライビング・パフォーマンス・コントロール」を全車に搭載。

2013年9月の改良ではリモコン操作やテールゲート先端のボタンでテールゲートを自動開閉できる「オートマチックテールゲートオペレーション」のほか、事故時の緊急通報が可能な「BMW SOSコール」や、正規ディーラーへサービス予約の手配などが可能になる「BMWテレサービス」も全車標準装備化。

予防安全装備も充実し、2014年6月の改良で衝突被害軽減ブレーキと車線逸脱警報、サイドビューカメラなどが、2016年6月には車線変更補助機能「レーンチェンジウォーニング」や、前走車との車間距離を自動的に保つ追従型の「アクティブクルーズコントロール」などを含む「ドライビングアシストプラス」が標準装備となりました。

3代目G01

・3リッター直列6気筒DOHC24バルブクリーンディーゼルターボ「B57D30B」
・2リッター直列4気筒DOHC16バルブターボ「B48B20A」
・2リッター直列4気筒DOHC16バルブクリーンディーゼルターボ「B47D20A」
・iDriveナビゲーションシステム
・BMWコネクテッドドライブ
・ドライビング・アシスト・プラス(レベル2運転支援可能)
・ヘッドアップディスプレイ(XラインおよびMスポーツへ2018年5月~)

3代目X3では2リッターのガソリンターボとクリーンディーゼルターボが新型へ更新されて搭載されるとともに、新たなトップグレードのM40dは3リッタークリーンディーゼルターボを搭載。

先代のSOSコールやテレサービスのような機能をさらに進化させた「BMWコネクテッドドライブ」などコネクテッドカー機能が強化され、音声入力も可能なiDriveナビゲーションシステムや、ハンドルに手を添えているだけで進路を保つレベル2運転支援機能まで進化した「ドライビングアシストプラス」や、各種情報をドライバー前面へ視線移動が少ないよう表示するヘッドアップディスプレイなど、乗車時間の質感を高めるハイテク装備が多数搭載されるようになりました。

派生車

X3M(3代目ベース)

2代目まではBMW Mが手がけるセダンやクーペの「M3」「M4」などへ相当する高性能モデルがなかったX3ですが、3代目でようやく2019年6月に「X3 M」が登場しました。

BMW Mがチューンした3リッター直6ツインパワー・ターボエンジンは通常モデルでも480馬力、4本ブラックテールのマフラーを持つ最高性能版のコンペティションでは510馬力と、通常モデルのX3に比べて途方もない高出力と大トルクを発揮し、内外装デザインもBMW Mモデルにふさわしいアグレッシブかつスポーティに仕上げられています。

代表スペックと中古車相場

BMW TS30 (G01) X3 M コンペティション 2020年式
全長×全幅×全高(mm):4,730×1,895×1,675
ホイールベース(mm):2,865
車重(kg):2,030
エンジン:S58B30A 水冷直列6気筒DOHC24バルブ ICターボ
排気量:2,992cc
最高出力:375kw(510ps)/6,250rpm
最大トルク:600N・m(61.2kgm)/2,600~5,950rpm
燃費:-
乗車定員:5人
駆動方式:4WD
ミッション:8AT
サスペンション形式:(F)ストラット・(R)5リンク
中古車相場:1,108万円~1,129万円(車両本体価格・2020年3月現在)