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トヨタ プリウス(3代目30系)の買取相場が知りたい!最新版!(2020年2月現在)

プリウス

現行モデル(50系)ではなかなかトップとはいかないものの、相変わらず販売上位の常連車種で、国産ハイブリッドカーの開拓者だったトヨタ・プリウス。爆発的ヒットになったのは先代30系の時で、2009年5月にフルモデルチェンジした途端にその前の20系から3倍近い販売を記録する大ヒット作となり、2009~2011年には軽自動車も合わせた国産全車販売台数トップをひた走っていました。それだけに中古車市場では少々「ありふれた感」のある30系プリウスですが、どんな車だと高額買取が狙えるでしょうか?

歴代プリウスでもっとも中古車流通台数が多い大ヒット作、30系プリウス

1997年に初代10系(1997-2003)が「21世紀に間に合いました」というキャッチコピーとともに発売、世界で初めて量販に成功したハイブリッドカーとして革命的存在だったプリウスですが、2代目20系(2003-2011)まではどちらかといえば話題先行、平均月販4,000~6,000台あたりでなんとなくラインナップされているけれども、とりたててヒット作というほどでもありませんでした。

それが2009年5月、3代目30系(2009-2015)が発売されるや前作の数倍の勢いで猛烈に売れだし、ピーク時の2012年3月には実に45,496台を売りさばくという、現在の国産車販売トップであるホンダ・N-BOXなど足元に及ばないほどの大ヒットを記録したのです。

それまで1.5リッターハイブリッドシステム(後に小型化の上でアクアやカローラアクシオなどへ転用)で少々物足りなかった動力性能は1.8リッターエンジンの搭載で余裕が増し、ボディも少しだけ大きくなったことと、ほぼ同時期にデビューした2代目ホンダ・インサイトが似たような形ながら5ナンバーボディで後席ドアの乗降性が悪く、タクシーへの転用も効かず、1.3リッターハイブリッドシステムはパワー不足だったのと比べて、プリウスの優位性は明らかでした。

一応トヨタも2011年12月にアクアを発売するまで旧型プリウスの廉価グレードを「プリウスEX」の名で継続販売することでインサイトへ対抗していましたが、それより3代目30系プリウスの完成度の高さが圧倒的支持を受けた結果なのは明らかで、街には自家用車もタクシーもプリウス一色で染まっていく勢いだったのです。

そして2020年2月現在、大手中古車情報サイトによる歴代プリウスの流通台数は以下。

初代10系:8台
2代目20系:436台
3代目30系:5,569台
4代目50系(現行):3,872台

6年間売りに売りまくった結果、2015年12月のデビューから4年と少々たった50系プリウスよりはるかに多い台数の3代目30系プリウスが流通しており、中古車市場でもかなりポピュラーな車種となっています。

30系プリウスの中古車販売価格の相場は?

中古車市場での流通台数が非常に多い30系プリウスですが、中古車販売価格の相場を見てみましょう。

【30系プリウスの中古車価格】
修復歴なし:21.9万円~243.8万円
修復歴あり:24.8万円~188万円

大体の傾向として、走行距離が多く年式は古く、程度もあまりよくないとあれば修復歴あり(車体骨格の修正を伴うほどの大修理を受けた車)でも、修復歴なしでもあまり販売価格に影響は出ず、変わるとすれば年式が新しく、走行距離は少なく、人気グレードなどといったプラス要素がついた時、修復歴のない方がより高価になる割合が多いといえます。

また、いずれのパターンでも高価で販売されているのは純正・社外を問わずエアロパーツを組んだカスタム仕様か、ボディ補強や専用強化サスペンションまで組まれたグレード「SツーリングセレクションG’s」で、それを除けばおおむね販売上限額は200万円前後に収まるようです。

30系プリウスの買取価格の相場と、年式、グレードごとの傾向は?

それでは、買取業者などへ買取査定に出した時に30系プリウスはどの程度の評価を受けられるのでしょうか?

歴代プリウスは「S」や「Sツーリングセレクション」など、代替わりしても同じグレード名のため年式が同じでは新旧区別がつきにくいケースが多いため、「プリウス」としては30系のみが販売されていた(※同時期の20系プリウスは「プリウスEX」)、2010~2014年式で、大手買取業者のサイトより買取相場のデータを抽出し、平均買取価格や残価率をまとめてみました。

※(特)は特別仕様車。

【2010年式】
L:約21万円
S:約27万円
G:約30万円
Sツーリングセレクション:約38万円
Gツーリングセレクション:約29万円
Gツーリングセレクション・レザーパッケージ:約38万円
(特)S LEDエディション(2010.11発売):約38万円
(特)G LEDエディション(2010.11発売):約27万円
2010年式平均:約31万円

【2011年式】
L:約23万円
S:約55万円
G:約34万円
Sツーリングセレクション:約41万円
Gツーリングセレクション:約42万円
Gツーリングセレクション・レザーパッケージ:約42万円
(特)S LEDエディション(2011.8発売):約38万円
(特)G LEDエディション(2011.8発売):約37万円
(特)Sツーリングセレクション・G’s(2011.12発売):約61万円
2011年式平均:約41万円

【2012年式】
L:約29万円
S:約47万円
G:約39万円
Sツーリングセレクション:約64万円
Gツーリングセレクション:約66万円
Gツーリングセレクション・レザーパッケージ:約58万円
(特)Sツーリングセレクション・G’s(2011.12発売):約75万円
(特)Sマイコーデ(2012.10発売):約30万円
(特)Sツーリングセレクション・マイコーデ(2012.10発売):約50万円
2012年式平均:約51万円

【2013年式】
L:約40万円
S:約56万円
G:約59万円
Sツーリングセレクション:約69万円
Gツーリングセレクション:約85万円
Gツーリングセレクション・レザーパッケージ:約72万円
(特)Sツーリングセレクション・G’s(2011.12発売):約75万円
(特)Sマイコーデ(2012.10発売):約56万円
(特)Sツーリングセレクション・マイコーデ(2012.10発売):約66万円
2013年式平均:約64万円

【2014年式】
L:約44万円
S:約70万円
G:約60万円
Sツーリングセレクション:約71万円
Gツーリングセレクション:約78万円
Gツーリングセレクション・レザーパッケージ:約90万円
(特)Sツーリングセレクション・G’s(2014.4発売):約82万円
(特)Sマイコーデ(2014.4 / 2014.8発売):約71万円
(特)Sツーリングセレクション・マイコーデ(2014.4 / 2014.8発売):約76万円
2014年式平均:約71万円

グレードやオプション、走行距離、その他程度の違いはあるものの、おおむね「年式が1年古くなると、査定が10万円ほど下がる」と考えてよいと思います。また、年式だけでなくグレードごとでもまとめてみました。

【グレード別平均買取価格】
L:31万円
S:51万円
G:44万円
Sツーリングセレクション:56万円
Gツーリングセレクション:60万円
Gツーリングセレクション・レザーパッケージ:60万円
(特)S LEDエディション:38万円
(特)G LEDエディション:32万円
(特)Sツーリングセレクション・G’s:73万円
(特)Sマイコーデ:52万円
(特)Sツーリングセレクション・マイコーデ:64万円

ここですぐに気がつくのは「やはりスポーティなG’sが一番人気」ということと、上級グレードなはずの「G」系より、標準グレードの「S」系の人気が高いということです。

「G」系は「S」系をベースに本革巻きステアリングや上級ファブリック仕様のシート表皮を採用、クルーズコントロールも標準装備したものですが、特に本革巻きステアリングなど経年劣化が気になる本革仕様は買取査定も中古車販売価格も低い傾向があり、「上級装備は少なくとも、S系をベースにオプション追加で好みの仕様にしよう」というユーザーが多かったのかもしれません。

その傾向は「Gツーリングセレクション・レザーパッケージ」でもっとも顕著に現れており、本革シートや衝突被害軽減ブレーキ+レーダークルーズコントロールなども追加で標準装備されているにも関わらず、「Gツーリングセレクション」と同程度の評価になっています。

平均残価率から、売ってトクな傾向にあるのは「ツーリングセレクション」と「G’s」

一方、単純な買取価格だけでなく、「残価率(新車価格に対する買取価格の割合)」でもグレード別に見てみましょう。

【グレード別平均残価率】
※()内は新車販売時の車両本体価格・1万円未満は四捨五入。
L(205万円~223万円):14%
S(220万円~239万円):22%
G(245万円~259万円):18%
Sツーリングセレクション(245万円~259万円):22%
Gツーリングセレクション(270万円~280万円):22%
Gツーリングセレクション・レザーパッケージ(327万円~344万円):18%
(特)S LEDエディション(236万円):16%
(特)G LEDエディション(276万円):12%
(特)Sツーリングセレクション・G’s(284万円~292万円):25%
(特)Sマイコーデ(243万円~250万円):21%
(特)Sツーリングセレクション・マイコーデ(263万円~271万円):24%

前期の特別仕様車、「LEDエディション」の残価率が低いようにも思えますが、これは年式が古いのが原因で、同年式であればむしろLEDヘッドランプを搭載したこの特別仕様車は比較的残価率が高いグレードです。

それを除くと終始カタログモデルとして販売されたグレードの中では「S」および、標準グレードに対しLEDヘッドランプやフロアアンダーカバー、リアバンパースポイラーなど空力パーツが追加された「ツーリングセレクション」、そしてここでも「Sツーリングセレクション・G’s」の健闘が目立ちます。

ただしここでひとつ残念なのは、30系プリウスそのものの残価率の低さで、比較的新しい2014年式でも残価率は19~29%程度、平均すると27%程度で3割を切っており、6年落ちの車と割引いてもあまり高い方とは言えません。

人気車種ということもあって4割近い残価率を期待したいところでしたが、トヨタに限らずハイブリッド車は市場から寿命についてあまり楽観的な評価を受けていないようで、たとえば同車種でもガソリンエンジン車とハイブリッド車と双方ある場合、ハイブリッド車の方が査定は低めに出る傾向があります。

ハイブリッド専用車であるプリウスもその傾向からは逃れられず、中古車市場で活発な売買が行われていて需要も多い車ながら、新車登録から1~2年を過ぎると途端に残価率が下がるため、高価買取についてはあまり過度な期待をしない方が無難です。

まだ価値があるうちに売るのがオススメな30系プリウスは?

ここまでのまとめとして、「価値がまだ高いうちに売っておきたい30系プリウス」はなんでしょうか?

筆頭はもちろん「Sツーリングセレクション・G’s」で、動力性能こそ変わらないものの鍛え上げられたボディやサスペンション、専用エアロパーツにより通常のプリウスとは一線を引いたスタイルによって、型落ちとはいえ全グレード中、随一の残価率を誇ります。

それに続くのは「S」や「Sツーリングセレクション」「S LEDエディション」「Sマイコーデ」「Sツーリングセレクション・マイコーデ」といった「S」系グレードや、「G」系でも評価の高い「Gツーリングセレクション」ですが、むしろ「Gツーリングセレクション・レザーパッケージ」こそ、本革部分の経年劣化が進む前に、早めの売却をオススメしたいところです。

「S」系のように安定した人気のあるグレードは、むしろ走行距離が急激に伸びている状況でもない限り、いつ売ってもある程度安心できるとも考えられますから、最も人気のあるグレードと、将来の価値に不安のあるグレードが2020年2月現在における30系プリウスの「売りグレード」といってよいでしょう。

※中古車販売価格や、買取価格の相場は2020年2月現在の金額です。

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