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2代目日産 ノート(2012-)の買取相場が知りたい!最新版!(2020年4月現在)

ノート

デビュー当初から、日産の最量販コンパクトカーとして常に販売ランキング上位に入る好調な実績を残してきた2代目日産・ノートですが、2016年11月にシリーズ式ハイブリッドシステムを搭載した「ノートe-POWER」を投入したことで一躍、時代の最先端を走るエコカーに躍り出て、常に販売台数トップを争うような車へ成長しました。そんな2代目ノートの買取相場はどうなっているでしょうか?

「e-POWER」で躍進!しかしそれ以前から売れていた2代目日産・ノート

もともと日産・ノートという車は、過去に日産でコンパクトハッチバック部門を担っていたパルサーが車種整理により2000年で国内販売を終了(海外販売は継続)、しばらくマーチの上のポジションが空いていたところへ、ティーダ(2004年発売)と同時期の2005年に発売された1.5~1.6リッタークラスのコンパクトカーでした。

その後国内ではティーダと統合(これも海外では継続)される形で2012年9月に2代目ノートへとモデルチェンジ、国内仕様は1.2リッター3気筒自然吸気、または同スーパーチャージャーエンジンを搭載しており、2014年10月に5速MTもラインナップしたニスモSが登場するまでミッションもCVTのみ。

FF車のほか自然吸気エンジン版にはリヤにアシストモーターを搭載したe-4WD車もラインナップした、ごくごく平凡なコンパクトハッチバック車でした。

しかし、既に2010年代に入った頃にはタイ製に切り替えた4代目K13型マーチが大不振、軽自動車のほかはミニバンのセレナやSUVのエクストレイル以外に国内向け量販車を失っていた日産にとって2代目ノートは重要な車種。

発売直後から販売トップこそ奪えないものの間違いなく月間・年間販売台数ベスト10に入るエース級車種となりますが、ライバル車のようにハイブリッドや高性能バージョンなどがなかったため、この2010年代半ばまでの2代目ノートは「使い勝手の良さから売れているけれども、あまり記憶に残らない類の車」ではありました。

その状況を大きく変えたのは2016年11月に追加されたハイブリッドモデルの「e-POWER」シリーズで、従来のハイブリッドカーが発進から低速時のEV走行(モーター単独走行)とエンジン走行、加速時のモーターアシストを組み合わせていたのに対し、日産の「e-POWER」はエンジンは発電に徹して走行はモーターのみで行うシリーズ式ハイブリッドだったのが特徴です。

いわばEV(電気自動車)「リーフ」のパワーユニットから大容量バッテリーを下ろし、最低限の小容量バッテリーとエンジン、燃料タンクを追加したもので、走行フィーリングそのものはEVそのものながら外部からの充電を必要としない「新たなEV」として名乗りを上げます。

これが「EVでモーターのみの走行は味わってみたいものの、長時間を要する充電や充電スタンドの少なさによる利便性の制約、バッテリーの経年劣化で落ちていく航続距離」などの要因でEV所有を諦めていた層に刺さり、ノートe-POWERは発売と同時に大ヒット!

もともと地味ながら売れていた車だっただけに販売台数トップを争うほどに成長し、2018年にはついに登録車の年間販売トップ、それも日本自動車販売協会連合会による統計を始めてからでは、日産史上初となる出来事でした。

本来エンジン音などせず静かに走るイメージから、「発電しているエンジンがうるさい」など苦言を呈されることはあり、またモーターのみでの走行は高速巡航時に効率的でないため、短距離用のシティコミューターとして以外にエコカーとしての性能はさほどでもないという問題はあるものの、発売から7年以上たっても依然として日産の主力車種であり続ける原動力となっています。

なお、2020年4月20日現在における大手中古車販売サイトでの2代目ノート中古車掲載台数は以下の通りです。

2代目ノート:4,501台
2代目ノートe-POWER:3,053台

まだ発売から3年半ほどながら、中古車市場で流通している2代目ノートの4割がe-POWERであるという事実からも、現在のユーザーがノートをどんな理由で支持し、何を期待しているかがわかります。

2代目ノート・中古車販売価格の相場と流通台数は?

e-POWER含め約7,500台が中古車として流通している2代目ノートですが、それぞれ中古車販売価格の相場と流通台数を見てみましょう。

【2代目ノート】
修復歴なし:13.8万円~208.9万円・4,316台
修復歴あり:14.8万円~148万円・185台

【2代目ノートe-POWER】
修復歴なし:62.8万円~274.6万円・2,953台
修復歴あり:63万円~215万円・100台

ノートe-POWERは2016年11月発売、通常の2代目ノートは2012年9月発売ですから通常版の方が低年式で安い車があるのは当然ですが、高年式で高い方の車(登録済み未使用車も含みます)でも上限に70万円近い差があります。

これは新車価格の差というより、高額な「ニスモS」がe-POWERの方は登録済み未使用車が数多く販売されているのに対し、通常版では普通の中古車しか販売されていないからですが、たまたま調査した時にそうだっただけなのか、e-POWERニスモSだけは常時どこかで在庫状態にあるのかまではわかりませんでした。

2代目ノート・買取価格の相場と、年式、グレードごとの傾向は?

買取相場ではどのように評価されているのでしょうか?これも大手買取専門業者のサイトから、年式やグレードごとの評価と合わせて調べてみます。

まずは年式ごとの平均買取価格と平均残価率です。
(※2012年式は初代と重複するグレード名あり判別つかないため、2013年式以降)

【2代目ノート】
2013年式:約14万円・約8%
2014年式:約22万円・約12%
2015年式:約37万円・約19%
2016年式:約46万円・約23%
2017年式:約65万円・約32%
2018年式:約78万円・約40%
2019年式:約70万円・約38%

【2代目ノートe-POWER】
2016年式:約73万円・約31%
2017年式:約90万円・約37%
2018年式:約102万円・約40%
2019年式:約117万円・約44%

初回車検を迎える3年落ち2017年式までは通常版ノートとノートe-POWERの差は意外と少ないものの、ノートe-POWERの方がそれより古くとも若干値落ちしにくい傾向にあるようです。

通常、ハイブリッド車やEV、PHVは走行用バッテリーの劣化が懸念されるためか、ガソリンエンジン版よりハイブリッド版の値落ちが早いものですが、ノートe-POWERの場合はもとから走行用バッテリーが小容量でエンジンの発電頼みという割合が大きいため、経年劣化による燃費悪化、航続距離減少による価値低下が少ないと見られているのかもしれません。

続いてグレードごとの平均買取価格ですが、2代目ノートでは「Vセレクション」「エアロスタイル」「シーギア」「ブラックアロー」などサブグレードや特別仕様車が非常に多く煩雑となるため、大まかなグループのみで紹介します。

【2代目ノート通常版】
S(自然吸気版廉価グレード):約34万円
S DIG-S(スーパーチャージャー版廉価グレード):約6万円
X系(自然吸気版標準グレード):約36万円
X FOUR系(e-4WDグレード):約36万円
X DIG-S系(スーパーチャージャー版標準グレード):約32万円
メダリストX系(自然吸気版上級グレード):約54万円
メダリストX FOUR系(e-4WD上級グレード):約59万円
メダリスト系(スーパーチャージャー版上級グレード):約31万円
ライダー系(オーテックコンプリートカー):約19万円
アクシス系(同上):約15万円
オーテック系(同上):買取実績なし
ニスモ系(スポーティ仕様):約79万円

【2代目ノートe-POWER】
S(廉価グレード):買取実績なし
X系(標準グレード):約91万円
X FOUR系(e-4WDグレード):約108万円
メダリスト系(上級グレード):約94万円
メダリストFOUR系(上級e-4WDグレード):約112万円
オーテック系(オーテックコンプリートカー):約92万円
ニスモ系(スポーティ仕様):約134万円

通常版では特別な存在と言えるNISMOや上級グレードながら自然吸気エンジンでお買い得なメダリストX系を除き、4年落ち(2016年式)以前だと買取相場がグッと下がるため低めの数値に留まるのと、2015年7月を最後に消滅したため高年式車が存在しないライダー系やアクシス系はかなり低い相場になっています。

e-POWERは高年式車がほとんどのため高めの買取相場ですが、やはりその中でもニスモ系は特別で、1.2リッタークラスのコンパクトカーとしてはかなり高めです。

2代目ノート・平均残価率からわかるリセールバリューの高いグレードは?

買取価格だけでなく、「残価率(新車価格に対する買取価格の割合)」でもグレード別に見てみましょう。

【2代目ノート通常版】
S:約19%
S DIG-S:約4%
X系:約21%
X FOUR系:約19%
X DIG-S系:約18%
メダリストX系:約28%
メダリストX FOUR系:約28%
メダリスト系:約15%
ライダー系:約9%
アクシス系:約7%
オーテック系:買取実績なし
ニスモ系:約33%

【2代目ノートe-POWER】
S:買取実績なし
X系:約39%
X FOUR系:約43%
メダリスト系:約36%
メダリストFOUR系:約39%
オーテック系:約33%
ニスモ系:約47%

モデルチェンジ当初から設定があるため古い低年式車が含まれているにも関わらず、通常版のX系はX DIG-S系やX FOUR系、メダリスト系より平均残価率が比較的維持されていることと、通常版でもe-POWERでもニスモは平均残価率の高さが別格であることが、ここでもわかります。

ここで思い出すのは中古車販売相場で、平均残価率の高いニスモやニスモSは中古車販売価格が高いだけでなく、e-POWERの場合は加えて登録済み未使用車も多く、在庫してでも販売したいと思わせる人気車種なようです。

2代目ノートのリセールバリューは強気のニスモ系に安定のX系

ここまでをまとめると、2代目ノートの価値は通常版、e-POWERを問わず、十分な性能と実用性を持ち比較的安価というコストパフォーマンスの高さで「X系」または通常版の「メダリストX系」が安定しており、新車価格に対して値落ちでガックリするという割合は他グレードより少なそうです。

性能面では「S DIG-S」「X DIG-S系」「メダリスト系」などのスーパーチャージャー搭載車が優越していますが、新車価格が高い割に内外装の差など見た目でアピールできる面は少なく、ならばニスモ系を買った方が得であり買取市場でも評価がそれなりになっています。

そのニスモ系ですが通常版初期の6年落ち(2014年式)でも「ニスモ」が平均買取価格58万円、平均残価率25%といずれも他グレードの倍以上で健闘しており、実用車というよりは趣味車の領域に近い価値が認められてリセールバリューがかなり高いことから、強気な姿勢で買取査定にかけられそうです。

総じて、コストパフォーマンスの高いX系と、趣味車に近い扱いのニスモ系が2代目ノートにおける高いリセールバリューの両翼と言えるでしょう。

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