ホンダ

複数業者からのしつこい営業電話がない、買取入札

  • メールアドレスだけの匿名登録なので個人情報が守れる
  • あなたの車に複数業者がおよその買取額を提示
  • 一番高い買取額を提示した業者だけに個人情報を送信

3代目ホンダ フィット(2013-2020)の買取相場が知りたい!最新版!(2020年4月現在)

フィット

ハイブリッドシステムやデザイン、ラインナップを一新した4代目フィットが2020年2月にようやく発売されましたが、それまで6年以上販売されていた3代目フィットもパワフルなVTECエンジン、1モーター式ながら初のコンパクトカー用本格ハイブリッドシステムだったi-DCD搭載、豊富な派生車種などで、極めて斬新な車でした。4代目への買い替え需要で3代目の中古車買取も増えてきていますが、その評価はいかに?

問題もあったが斬新、派生車種も豊富だった3代目ホンダ・フィット

2001年に発売された初代モデルがセンタータンクレイアウト採用による優れたスペース効率と走行性能、スポーティなデザインで人気となったホンダの定番コンパクトカー、フィット。

キープコンセプトだった2代目を経て2013年9月に発売された3代目は、ガソリンエンジン仕様が1.3 / 1.5リッターともにDOHC化されてパワフルなi-VTECエンジンを搭載し、ハイブリッド車はモーター内蔵の7速DCT(デュアルクラッチミッヂョン)を組み込んだフルハイブリッドシステム「i-DCD」を搭載してきます。

このi-DCDは1モーター式ながらDCT内部でクラッチによる切り替えを行うことで、エンジンを切り離したモーターのみでのEV走行や回生ブレーキ、エンジン走行の効率がよい領域ではモーターを切り離して負荷を減らすことも可能で、もちろんエンジンへのモーターアシストも可能という、コンパクトで低コストながら優れたシステムでした。

ただし、乾式単板クラッチを使ったDCTが熱に弱く、頻繁な変速やモーターのクラッチ切り替えで熱を持つと日本のように高温高湿の環境では耐久性や信頼性に今ひとつ難があり、当初は信頼性向上に苦労させられています。

制御の変更で動作がやや緩慢になったものの問題をクリアした後は、グレイス(4ドアセダン)、フリード(ミニバン)、シャトル(ステーションワゴン)、ヴェゼル(SUV)といった派生車種にも使われましたが、次世代モデルでは新世代の2モーターシステム「i-MMD」の小型版「e:HEV」へ更新され、i-DCDは一代限りのシステムとなりそうです。

それを除けば斬新なデザインや実用性、走行性能などでおおむね好評で販売実績もそれなりに調子が良かった3代目フィットですが、2020年2月に4代目が発売されたことで中古車買取実績は増えており、今後中古車流通台数も増えていく中でさらに真価を問われていくことになります。

なお、2020年4月19日現在における大手中古車販売サイトでの3代目フィット中古車掲載台数は以下の通りです。

3代目フィット:2,092台
3代目フィットハイブリッド:2,925台

2013年9月の発売以降、2014年、2015年とハイブリッド車の販売台数が多かったのですが、2016年以降はガソリンエンジン車が逆転して販売比率が増えていったのが3代目フィットですが。

それを考えると、現状でフィットハイブリッドの販売台数が多いのは手放す初期ユーザーが多かったのか、あるいはハイブリッド車の宿命として経年によるリセールバリュー低下が激しいのを嫌って、ガソリン車より早めに手放す人が多いのかもしれません。

3代目フィット・中古車販売価格の相場と流通台数は?

ハイブリッド版含め約5,000台が中古車として流通している3代目フィットですが、それぞれ中古車販売価格の相場と流通台数を見てみましょう。

【3代目フィット(ガソリンエンジン版)】
修復歴なし:28万円~196.5万円・2,007台
修復歴あり:35.5万円~168.8万円・85台

【3代目フィットハイブリッド】
修復歴なし:29.8万円~232万円・2,732台
修復歴あり:34.5万円~211万円・193台

相場としては高めなフィットハイブリッドですが、流通台数の差を超えて修復歴ありの販売台数がガソリン車の2倍以上あるのはちょっと気になります。修復歴にはハイブリッドシステムの修理などは含まれずボディ骨格の損傷修復が該当するくらいのはずですが、フィットハイブリッドでは事故を起こす人が多いのでしょうか?

3代目フィット・買取価格の相場と、年式、グレードごとの傾向は?

買取相場ではどのように評価されているのでしょうか?これも大手買取専門業者のサイトから、年式やグレードごとの評価と合わせて調べてみます。

まずは年式ごとの平均買取価格と平均残価率です。
(※2013年式は2代目と重複するグレード名あり判別つかないため、2014年式以降)

【3代目フィット】
2014年式:約38万円・約21%
2015年式:約46万円・約25%
2016年式:約53万円・約30%
2017年式:約67万円・約35%
2018年式:約82万円・約42%
2019年式:約99万円・約51%

【3代目フィットハイブリッド】
2014年式:約41万円・約19%
2015年式:約56万円・約27%
2016年式:約61万円・約28%
2017年式:約78万円・約35%
2018年式:約94万円・約40%
2019年式:約101万円・約43%

買取価格、残価率いずれも2017年式以降で上がっているのは、2017年6月に廉価グレードを除き安全運転支援システム「ホンダセンシング」の標準装備化を伴うマイナーチェンジが行われた影響があるかもしれず、初回車検(3年)まで余裕のある2018年式以降では特に買取価格が上がります。

ただしガソリンエンジン車とハイブリッド車では少々動きが異なり、買取価格はともかく残価率があまり変わらず、年式が古かったり、あるいは高い残価率を狙えそうな高年式でハイブリッド車の相場が低い傾向にあるようです。続いてグレードごとの平均買取価格ですが、説明する大まかなグループ内に含まれるグレード名とともに紹介します。

【ガソリン車13G系】:約64万円
標準グレード「13G」(FF/4WD)(2013.9-2017.6)
「13G・Fパッケージ」(FF・5MT/FF・CVT/4WD・CVT)(2013.9-2017.6)
「13G・Fパッケージコンフォートエディション」(FF/4WD)(2016.1-2017.6)
「13G・Fパッケージファインエディション」(FF/4WD)(2016.9-2017.6)
「13G・F」(FF・5MT/FF・CVT/4WD・CVT)(2017.6-)
「13G・Fコンフォートエディション」(FF・CVT/4WD・CVT)(2018.5-)
「13G・Lパッケージ」(FF/4WD)(2013.9-2017.6)
「13G・Lパッケージファインエディション」(FF/4WD)(2016.9-2017.6)
「13G・Lホンダセンシング」(FF/4WD)(2017.6-)
「13G・Sパッケージ」(FF/4WD)(2013.9-2017.6)
「13G・Sホンダセンシング」(FF/4WD)(2017.6-)
「13G・モデューロスタイルホンダセンシング」(FF/4WD)(2018.7-)

【ガソリン車15X系】:約36万円
上級グレード「15X」(FF/4WD)(2013.9-2014.10)
「15X・Lパッケージ」(FF/4WD)(2013.9-2014.10)
「15XL」(FF/4WD)(2014.10-2017.6)
「15XLホンダセンシング」(FF/4WD)(2017.6-)

【ガソリン車RS系】:約80万円
スポーツグレード「RS」(FF・6MT/4WD・CVT)(2013.9-2017.6)
「RSホンダセンシング」(FF・6MT/4WD・CVT)(2017.6-)

【ハイブリッド車標準】:約45万円
廉価グレード「ハイブリッド」ハイブリッド(FF/4WD)(2013.9-)

【ハイブリッド車F系】:約76万円
標準グレード「ハイブリッド・Fパッケージ」(FF/4WD)(2013.9-2017.6)
「ハイブリッド・Fパッケージコンフォートエディション」(FF/4WD)(2016.1-2017.6)
「ハイブリッド・F」(FF/4WD)(2017.6-)
「ハイブリッド・Fコンフォートエディション」(FF/4WD)(2018.5-)

【ハイブリッド車L系】:約80万円
上級グレード「ハイブリッド・Lパッケージ」(FF/4WD)(2013.9-2017.6)
「ハイブリッド・Lホンダセンシング」(FF/4WD)(2017.6-)

【ハイブリッド車S系】:約84万円
最上級グレード「ハイブリッド・Sパッケージ」(FF/4WD)(2013.9-2017.6)
「ハイブリッド・Sホンダセンシング」(FF/4WD)(2017.6-)

【ハイブリッド車モデューロ】:約113万円
「ハイブリッド・モデューロスタイルホンダセンシング」(FF/4WD)(2018.7-)

上記の中では15X系の低さが目立ちますが、安価で経済性の高い13G系とスポーティなRSの間に挟まれて中途半端ということなのか、2017年式以降も15XLホンダセンシングとして存続していたにも関わらず、買取実績に登場してきません。

それ以前の買取実績でも13G系と比較してさほど高く買い取られているわけではないため、あまり人気のあるグレードとは言えないようです。それ以外のグループについてはおおむね価格差がそのまま買取価格の差として反映される形となりました。

3代目フィット・平均残価率からわかるリセールバリューの高いグレードは?

買取価格だけでなく、「残価率(新車価格に対する買取価格の割合)」でもグレード別に見てみましょう。

13G系:約35%
15X系:約19%
RS系:約37%
ハイブリッド車標準:約23%
ハイブリッドF系:約36%
ハイブリッドL系:約34%
ハイブリッドS系:約34%
ハイブリッドモデューロ:約44%

人気グレードではない15X系やハイブリッド車標準が低く、モデル末期の2018年7月に設定されまだ新しい車ばかりのハイブリッド・モデューロが高いのを除くと、面白い事にほとんどどのグループも大差なく横並びで、ここでもフィットの中古車買取相場は新車価格に比例することが多いという事実がわかります。

なお、モデューロはハイブリッドだけでなく13G系にも存在し、そちらもやはり約45%と高い残価率です。

3代目フィットのリセールバリューは3年落ち以内が勝負

グレード間での格差があるとはいえ、基本的には3年落ち(この記事の執筆時点では2017年式)までが40%近い平均残価率を維持できるラインで、それを超えれば一気に30%以下へと残価率が下落していきます。

特に2020年2月に4代目がデビューして型落ちとなり、ハイブリッドシステム「i-DCD」も継承されず一代限りとなったため、今後は特にハイブリッド車の残価率下落が進みそうです。

既に2017年式以前の3代目フィットを所有しており、車検が近いか既に車検を通してしまったユーザーなら、その次の車検時期である5年落ちを次の検討の機会として、2017年後半~2018年以降に初回登録された車ならば、今の段階で買取査定にかければ走行距離や程度に応じて思わぬ高価買取が実現するかもしれません。

やはり趣味性よりは実用性や経済性が重視される車だけに、車検時期の到来がそのまま売却検討時期となるでしょう。

ホンダフィット買取ならこちら