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マツダ CX-8 – CX-5とCX-9をドッキング!日本でジャストサイズの3列シートSUV

CX-8

3列シートSUVはわりと昔からあったジャンルですが、ミニバンとSUVブームが一通り落ち着くと、次のブーム候補として担ぎ出され、にわかに注目されます。時を同じくしてミニバンの全廃を決めたマツダは、その代替としてCX-5とCX-9のイイトコ取りでドッキングしたような3列シートSUVをCX-8として発売、大きすぎて国内向きではないCX-9の日本向け現実的ダウンサイジング仕様という形で、なかなかの人気を得ています。

各代の概要や時代背景

フロントはCX-5、リアはCX-9のイイトコどり3列シートSUV、初代KG系(2017-)

マツダはかつて1960年代後半に発売した「ボンゴ」が大ヒットし、古い世代は1BOXバン/ワゴンを総称して車種に関わらずボンゴと呼ぶほど同ジャンルではメジャーなメーカーではありましたが、1990年代のRVブーム、その後のミニバンブームではいまひとつパッとした成果を残せなくなってきており、2010年代早々にはミニバンからの撤退を表明していました。

代わってマツダの主力車種として台頭していたのは、2006年に発売してスタイリッシュなクロスオーバーSUVとして日米で人気の出たCX-7をはじめとするCXシリーズSUVで、特に2012年に発売したCX-5など、得意のSKYACTIVテクノロジーを駆使して4リッターガソリンエンジン並の大トルクと経済性の高さを誇るSKYACTIV-Dクリーンディーゼルエンジンもあって、一気にマツダの看板車種へと躍り出ました。

そこでマツダでは、流行の兆しが出ていた3列シートSUVを新しい価値観のミニバン兼SUVとして売り込む決断を下しますが、当初マツダの3列シートSUVといえば北米向けのCX-9のみで、日本の道で使うには少々大きすぎます。そこで、ボディ前半部はCX-5、後半部はCX-9をつなぎ合わせる形で日本でも通用するサイズの3列シートSUVを開発、2017年12月に発売されたのがCX-8でした。

このような経緯で作られたため、パワーユニットについてはCX-5を踏襲し、当初2.2リッターディーゼルターボのみ、2018年11月に2.5リッター自然吸気ガソリン車、2019年10月に2.5リッターガソリンターボ車を追加してラインナップを完成させ、全てFFと4WDを選択可能となり、6速ATと組み合わせられています。

3列シート部分についてはさすがに3列目のヘッドスペースや足元スペースはやや窮屈で2人乗りになりましたが、2列目に6名乗りはキャプテンシート(独立シート)、7名乗りはベンチシートを設定し、何とか多人数乗車を現実的なものとしていました。

2019年10月に全グレード出揃った段階での基本グレード構成は、2.2リッターディーゼルターボの「XD」、2.5リッター自然吸気ガソリンエンジンの「25S」、同ターボエンジンの「25T」3種類を基本として、それぞれに6人乗りと7人乗り仕様、さらに通常モデル(25Tを除く。XDも後に廃止。)と安全装備充実版「プロアクティブ」、プロアクティブの豪華内装版「Lパッケージ」が設定、2020年1月にブラックレザーシートなど内装を充実させた「XDプロアクティブSパッケージ」追加。

さらに2019年11月には初の特別仕様車として、XDと25Tの6人乗り仕様をベースに2列目キャプテンシートへ電動スライド&リクライニング機構とベンチレーション機能を追加し、同乗者のおもてなし仕様とした「エクスクルーシブ・モード」が発売されました。

代表スペックと中古車相場

マツダ KG2P CX-8 XD Lパッケージ 2020年式
全長×全幅×全高(mm):4,900×1,840×1,730
ホイールベース(mm):2,930
車重(kg):1,910
エンジン:SH-VPTS 水冷直列4気筒ディーゼルDOHC16バルブ ICターボ
排気量:2,188cc
最高出力:140kw(190ps)/4,500rpm
最大トルク:450N・m(45.9kgm)/2,000rpm
WLTCモード燃費:15.8km/L
乗車定員:6人
駆動方式:4WD
ミッション:6AT
サスペンション形式:(F)ストラット・(R)マルチリンク
中古車相場:229万円~480万円(車両本体価格・2020年3月現在)

各代の新装備

初代KG系

・2.2リッターディーゼル直列4気筒DOHC16バルブインタークーラーターボエンジン「SKYACTIV-D 2.2」
・2.5リッター直列4気筒DOHC16バルブ自然吸気エンジン「SKYACTIV-G 2.5」
・同ターボエンジン「SKYACTIV-G 2.5T」
・6速AT「SKYACTIV-DRIVE」
・先進安全技術「i-ACTIVSENSE」(2018年11月以降夜間歩行者検知機能追加)
・電子制御4WD「i‐ACTIV AWD」
・360度ビューモニター
・G-ベクタリング コントロール プラス(2018年11月以降)
・シートベンチレーション(2018年10月以降のLパッケージ)
・オフロードトラクションアシスト(2019年10月以降の4WD車)
・電動スライドガラスサンルーフ(2019年11月以降)

基本的にはCX-5やアテンザと同様のエンジンや装備、追加装備が施されており、i-ACTIVSENSEの衝突被害軽減ブレーキが夜間歩行者対応となったのも同様です。

後の改良でシートベンチレーションや電動スライドガラスサンルーフなどが装備に加わり、2019年10月以降の4WD車では「i‐ACTIV AWD」とトラクションコントロールの統合制御で悪路走破性を高めた「オフロードトラクションアシスト」が採用されています。

CX-8で他のマツダ車にはないもっとも独特なのは、6人乗り仕様に準備された2列目のキャプテンシートや、7人乗り仕様の2列目ベンチシートで必須となるワンタッチウォークインスイッチといった、3列目シートの存在を意識した装備でしょう。