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メルセデス ベンツ Aクラス – 高級車メーカー初のFFコンパクトカー、3代目以降大きくイメチェン!

ベンツAクラス

1990年代半ばまで日本でのメルセデス・ベンツといえば、軍用車両を起源とするゲレンデヴァーゲン(Gクラス)を除き、FRの重厚で威圧感のある4ドアセダンかステーションワゴン、またはSLなど超豪華なロードスターやクーペを作る、高級輸入車最大手というイメージでした。それゆえ1997年にFF5ドアハッチバックのコンパクトカー、Aクラスがデビューした時には驚かれたものです。3代目以降はグッと車高が下がってスポーティになり、スポーツコンパクトハッチバック/セダン(4代目)となっています。

各代の概要や時代背景

発売初期のミスを挽回、見事に定着した初代W168系(1997-2005)

メルセデス・ベンツAクラスの初代モデルが登場したのは1997年10月で、日本では1998年9月に発売。しかし日本発売までの間、発売早々の1997年11月に北欧で自働車雑誌により行われたエルクテスト(道路に飛び出した鹿を避ける高速回避テスト)において、60km/hからの緊急回避で転倒してしまい、いきなり「危険な車」とレッテルを貼られる試練に遭いました。

根本的な原因は2つあり、まず初代Aクラスはもともと床下に走行用バッテリーや燃料電池を搭載したEV(電気自動車)やFCV(燃料電池車)を目指して開発されていた経緯から、床下に空間がある二重構造フロアの上に乗員などを載せていたため、床下に重量物が少ない内燃機関車としては重心が高いという問題があります。

加えて、商用車やミニバンを除けばメルセデス・ベンツ初のFF車、それもコンパクトカーということで軽快性を重視していたのが致命的で、ハンドルを動かせば緊急回避でも軽快に動くものの、それゆえオーバーステアを誘発しやすかったうえ、重心が高いため回避から直進に戻る際の揺り戻しで過度のロールが生じ、横転してしまったのです。

危うく欠陥車のレッテルまで貼られそうになりましたが、メルセデス・ベンツは超特急で対策を進めて電子制御で姿勢をコントロールするESP(横滑り防止装置)を標準装備としてオーバーステアを克服。

日本への導入時は試乗会場にサーキットを選んで「どうか横転させられるものならやってみてください」という自信を見せたほどで、対応の速さでむしろメルセデス・ベンツのブランドイメージは高まり、初代Aクラスは「手軽に乗れてメルセデス・ベンツの品質はそのままなFFプレミアムコンパクトカー」として、大いに人気となりました。

前置きが長くなりましたが、車両本体のデザインを見ると衝突時にエンジンをキャビン(乗室)へ食い込ませないよう斜め下へ落ちる設計とするなど、極限までエンジンルームは短くしてキャビンを長くしており、全高1,575mmながら全長が3.6~3.7m程度と日本で言えばリッターカークラスのため見た目はズングリムックリしたトールワゴン風です。

前述のように二重フロアのため低床ではなく、見た目ほど車内スペースに余裕があるわけではありませんが、それまでの乗用エントリーモデルだったCクラスよりよほど使い勝手の良いFFコンパクトカーとして日本でもポピュラーな車となっています。

ラインナップは当初ベーシックな1.6リッターエンジン搭載の「A160」から始まり、以下のモデルが追加されました。

A190アバンギャルド:1.9リッター車の内外装スポーティ版。1999年10月追加。
A160エレガンス:装備充実版。2001年8月追加。
A160Lエレガンス(A160エレガンスロング):ホイールベース延長版。2001年8月追加。
A160アバンギャルドリミテッド:特別仕様車。2001年11月/2002年12月発売。
A210Lエボリューション:AMGの技術を投入した2.1リッター搭載4人乗りスポーツ仕様。
A160リミテッド:特別仕様車。2003年9月発売
A160エレガンスリミテッド:特別仕様車。2003年9月発売。
A160ピカデリーロングリミテッド:2003年12月発売。

代表スペックと中古車相場

メルセデス・ベンツ (W168) Aクラス A160 1998年式
全長×全幅×全高(mm):3,605×1,720×1,575
ホイールベース(mm):2,425
車重(kg):1,110
エンジン:M166 E16 水冷直列4気筒SOHC8バルブ
排気量:1,598cc
最高出力:75kw(102ps)/5,250rpm
最大トルク:150N・m(15.3kgm)/4,000rpm
10・15モード燃費:13.2km/L
乗車定員:5人
駆動方式:FF
ミッション:5AT
サスペンション形式:(F)ストラット・(R)トルクアーム式
中古車相場:8万円~48万円(車両本体価格・2020年4月現在)

正統派プレミアムコンパクトハッチへ進化した2代目W169系(2004-2013)

2代目Aクラスは2005年2月に日本で発売。デザインはキープコンセプトながら、当初からロングホイールベースとしてボディサイズも一回り拡大、盛り上がった前後フェンダーやサイドのプレスラインなどで軽薄なズングリムックリ感は薄まり、正統派のシャープな印象を持つFFコンパクトカーへと進化しました。

重心が高くなるとはいえ衝突安全性能向上にも寄与する二重フロア構造はそのまま継承され、サスペンション形式の一新やESPの進化で走行安定性をさらに向上させ、メルセデス・ベンツのエントリーモデルながら重厚感や存在感などは初代とは比較にならないほど印象深くなっています。

日本での発売当初は1.7リッターのA170、A170エレガンス、2リッターのA200エレガンス(2008年8月廃止)から始まり、以下グレードが随時追加されていきました。

A170アバンギャルドリミテッド:特別仕様車。2005年11月発売。
A200ターボ アバンギャルド:193馬力の2リッターターボ車。2005年11月追加。2008年8月廃止。
A170エレガンスリミテッド:特別仕様車。2006年9月発売。
A170スポーツエディション:特別仕様車。2007年2月発売。
A170ノーブルエディション:特別仕様車。2007年10月発売。
A170スペシャルエディション:特別仕様車。2008年2月発売。
A170エディション10:特別仕様車。2008年8月発売。
A180/A180エレガンス:2009年8月にA170/A170エレガンスからグレード名変更。
A180スペシャルエディション:特別仕様車。2009年8月発売。
A180アバンギャルドプレイリスト:特別仕様車。2010年8月発売。
A180ファイナルエディション:特別仕様車。2012年5月発売。

代表スペックと中古車相場

メルセデス・ベンツ (W169) Aクラス A200エレガンス 2005年式
全長×全幅×全高(mm):3,850×1,765×1,595
ホイールベース(mm):2,570
車重(kg):1,320
エンジン:266M20 水冷直列4気筒SOHC8バルブ
排気量:2,034cc
最高出力:100kw(136ps)/5,500rpm
最大トルク:185N・m(18.9kgm)/3,500~4,000rpm
10・15モード燃費:11.8km/L
乗車定員:5人
駆動方式:FF
ミッション:CVT
サスペンション形式:(F)ストラット・(R)スフェリカル パラボリックスプリング アクスル
中古車相場:8万円~48万円(車両本体価格・2020年4月現在)

二重フロア廃止でグッと低くなりスポーティになった3代目W176系(2012-2018)

3代目Aクラスは2012年11月に日本で発売。プラットフォーム一新により先代までの二重フロア構造をアッサリ捨て去り、ボディサイズも大幅に拡大されて車格アップにより、ワイド&ローでグっと低く構えた精悍なデザインへとイメージはガラリ変わりました。

FFの駆動方式やハッチバックのボディ形式こそそのままなものの、スポーティな印象が強まったことでBMWやアウディなどライバルメーカーの同クラス・プレミアムコンパクトカーへ対抗可能となります。

さらに高性能版のメルセデスAMG仕様(A45)も381馬力の4WDターボでこの代から設定されるようになり、単に「ベンツで一番安くて小さい車」というだけではなく、高級乗用車メーカーのエントリーモデルとしてふさわしい車へと変貌を遂げたのです。

当初からのグレードおよび、後から追加されたグレードや特別仕様車は以下のようになります。

A180ブルーエフィシェンシーエディションネクスト:特別仕様車。2012年11月発売。
A180ブルーエフィシェンシースポーツ エディションネクスト:特別仕様車:2012年11月発売。
A180ブルーエフィシェンシー(A180):1.6リッターターボの初期設定グレード。2013年1月発売。2017年7月廃止。
A180ブルーエフィシェンシースポーツ(A180スポーツ):初期設定グレード。2013年1月発売。2017年7月廃止。
A250シュポルト:2リッターターボ車の初期設定グレード。2013年1月発売。2014年4月廃止。
A45 AMG 4MATIC:メルセデスAMG版2リッター4WDターボ車。2013年7月追加。
A45 AMG 4MATIC エディション1:特別仕様車。2013年7月発売。
A180エディションスタイル:特別仕様車。2014年1月発売。
A250シュポルト エディションナイト:特別仕様車。2014年1月発売。
A250シュポルト 4MATIC:A250シュポルトの4WD車。2014年4月追加。
A45 AMG 4MATIC エディションII:特別仕様車。2014年4月発売。
A45 AMG 4MATIC ペトロナスグリーンエディション:特別仕様車。2014年4月発売。
A180プラス:特別仕様車。2015年4月発売。
A180スタイル:受注生産の廉価グレード。2015年11月追加。
A180カスタマイズドバージョン:特別仕様車。2015年11月発売。
A180エディショングリーン:特別仕様車。2015年11月発売。
A250シュポルト 4MATIC モータースポーツエディション:特別仕様車。2015年11月発売。
A180 AMGスタイル:A180とA180スポーツ後継のAMG仕様デザイン車。2017年7月追加。

代表スペックと中古車相場

メルセデス・ベンツ (W176) Aクラス A180ブルーエフィシェンシースポーツ 2013年式
全長×全幅×全高(mm):4,355×1,780×1,420
ホイールベース(mm):2,700
車重(kg):1,440
エンジン:M270 水冷直列4気筒DOHC16バルブ ICターボ
排気量:1,595cc
最高出力:90kw(122ps)/5,000rpm
最大トルク:200N・m(20.4kgm)/1,250~4,000rpm
JC08モード燃費:15.9km/L
乗車定員:5人
駆動方式:FF
ミッション:7速DCT
サスペンション形式:(F)ストラット・(R)マルチリンク
中古車相場:68万円~359.8万円(AMG A45除く。車両本体価格・2020年4月現在)

ついに4ドアセダンも追加された、4代目W177(ハッチバック)/V177(セダン)系(2018-)

4代目Aクラスは2018年10月に日本で発売。先代からのワイド&ローでスポーティ路線を継承しつつ、全長とホイールベースはさらに延長され、ついに1,800mmに達した全幅とともに、プレミアムコンパクトと呼ぶにはいささか大きいサイズにまで成長しました。

さらにボディを延長して独立トランクを追加、歴代Aクラス初となる4ドアセダン(ハッチバックのW177に対し、セダンはV177)が設定されたものの、全長は4,550mmにとどまったことで日本車でいえばカムリやレクサスISよりも短く、セダンとしてはコンパクトな部類になっています。

また、量販グレードのA180はさらにダウンサイジングターボ化が進み1.4リッターターボエンジンとなり、この代から日本でも2リッタークリーンディーゼルエンジンが追加されるなど、エンジンラインナップも充実してきました。

当初、コンパクト・トールワゴンのようなデザインで始まったAクラスも4代目でミドルクラスのハッチバック/セダンとなり、コンセプトが途中で大幅に変わったため別車のシリーズのように見えますが、試行錯誤の末にメルセデス・ベンツがたどり着いたエントリーモデルの完成形が、4代目Aクラスと言えるかもしれません。

発売当初からのグレードと、追加グレードは以下の通りです。

(ハッチバックW177)
A180:1.4リッターターボ(136馬力)の初期設定グレード。2018年10月発売。
A180スタイル:装備充実版の初期設定グレード。2018年10月発売。
A180エディション1:特別仕様車。2018年10月発売。
A200d:2リッタークリーンディーゼルターボ車。2019年3月追加。
(セダンV177)
A250 4MATICセダン:2リッター4WDターボの初期設定グレード。2019年7月発売。
A250 4MATIC エディション1 セダン:特別仕様車。2019年7月発売。
A180セダン:1.4リッターターボ車。2019年10月追加。
A180スタイル セダン:1.3リッターターボ車。2019年10月追加。
A200dセダン:2リッタークリーンディーゼルターボ車。2020年2月追加。

代表スペックと中古車相場

メルセデス・ベンツ (W177) Aクラス A200d 2020年式
全長×全幅×全高(mm):4,420×1,800×1,420
ホイールベース(mm):2,730
車重(kg):1,470
エンジン:OM654 水冷直列4気筒ディーゼルDOHC16バルブ ICターボ
排気量:1,949cc
最高出力:110kw(150ps)/3,400~4,400rpm
最大トルク:320N・m(32.6kgm)/1,400~3,200rpm
WLTCモード燃費:18.8km/L
乗車定員:5人
駆動方式:FF
ミッション:8速DCT
サスペンション形式:(F)ストラット・(R)トーションビーム
中古車相場:228.9万円~479.8万円(AMG A35/A45除く。車両本体価格・2020年4月現在)

各代の主な新装備

初代W168系

・1.6リッター直列4気筒SOHC8バルブエンジン「M166E16」(A160系)
・1.9リッター直列4気筒SOHC8バルブエンジン「M166E19」(A190系)
・2.1リッター直列4気筒SOHC8バルブエンジン「M166E19」(A210Lエボリューション)
・マニュアルモード付5速AT「ティップシフト」
・着脱式助手席&リヤシート
・ESP(エレクトロニック・スタビリティ・コントロール)
・SRSデュアル&サイドエアバッグ
・ブレーキアシスト
・ABS
・フォースリミッター&テンショナー付シートベルト
・スライディングルーフ「ラメラルーフ」
・SRSウィンドウバッグ

メルセデス・ベンツとしてはRVやミニバン、商用車を除き初のFF乗用車であり、初のコンパクトハッチバック車となった初代AクラスW168系は一種の実験的な車であり、一番安い乗用ベンツといえども決して廉価なコンパクトカーではなく、多数の新装備が搭載されています。

エンジンは新開発された横置き4気筒のM166シリーズで、1.6リッターのW16が102馬力、1.9リッターのE19が125馬力、A210Lエボリューション用の高性能仕様2.1リッターのE21でも140馬力と、SOHC2バルブという古めかしいメカニズムだけあって動力性能は控えめ。

しかし組み合わせられる5速AT「ティップシフト」はDポジションからシフトレバーを左右に振ることで手動変速が可能なマニュアルモードを搭載して軽快な走りを支えており、横滑り防止装置のESPを四輪独立制御させることで、車高や重心が高くとも走行安定性を高めています。

また、安全面では当初からSRSデュアルエアバッグ&サイドエアバッグやフォースリミッター&テンショナー付シートベルト、ブレーキアシスト、ABSを標準装備し、後にサイドガラスへの頭部衝突を防ぐSRSウィンドウバッグも追加。

内装では分割可倒式でラゲッジ容量を拡大できるリヤシートや、助手席も着脱可能という特徴があり、5枚の板がパタパタと畳まれ大きな開口部を作る「ラメラルーフ」と呼ばれるスライディングルーフもオプションで準備されていました。

2代目W169系

・1.7リッター直列4気筒SOHC8バルブエンジン「M266.940」(116馬力・A170/A180系)
・2リッター直列4気筒SOHC8バルブエンジン「M266.960」(136馬力・A200系)
・2リッター直列4気筒SOHC8バルブターボエンジン「M266.980」(193馬力・A200ターボ系)
・7速マニュアルモード付CVT「オートトロニック」
・電動パワーステアリング
・バイキセノンヘッドライト&ヘッドライトウォッシャー
・プロジェクターヘッドライト
・駐車支援装置「パークトロニック」
・横滑り防止装置「ESPR(エレクトロニック・スタビリティ・プログラム)」

2代目では排気量こそ拡大されたものの、相変わらずSOHC2バルブで控えめな動力性能のM266系エンジンが搭載されていますが、A200ターボアバンギャルドへ搭載された2リッターターボのM266.980は193馬力とさすがに強力で、全車7速マニュアルモード付のCVT(無段変速機)「オートトロニック」と組み合わせられます。

ESPがより高度な制御を行うESPRへ進化したほか、油圧パワーステアリングが電動化されたことで、駐車時にハンドル操作も支援する「パークトロニック」を装備可能となり、ヘッドライトもバイキセノンやプロジェクタータイプが登場しました。

3代目W176系

・1.6リッター直列4気筒DOHC16バルブターボエンジン「M270DE16」(122馬力・A180系)
・2リッター直列4気筒DOHC16バルブターボエンジン「M270DE20」(210~218馬力・A250系)
・同「M133DE20」(381馬力・A45AMG系)
・7速DCT(デュアルクラッチトランスミッション)「7G-DCT」
・可変トルク配分型4WDシステム「4MATIC」(A250 4MATIC、A45AMG 4MATIC)
・レーダー型衝突警告システム「CPA」
・衝突被害軽減ブレーキ「CPAプラス」
・ドライバー疲労検知装置「アテンションアシスト」
・安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」
・駐車支援システム「アクティブパーキングアシスト」「パーキングパイロット」

ワイド&ローのスポーティモデルへ大変身を遂げた3代目では、ついにエンジンが全てDOHC16バルブターボ化され、A180用の1.6リッターターボこそ大人しめなダウンサイジングターボなものの、A250系では200馬力オーバーとパワフルになり、メルセデスAMGモデルのA45系では実に381馬力に達しています。

組み合わせられるミッションも全車7速DCT「7G-DCT」となって高効率化とともにスポーティなドライビングを可能とし、歴代Aクラスで初めての4MATIC搭載4WD車も設定されました。

安全面では当初からドライバーの疲労を検知して急速を促す「アテンションアシスト」を装備したほか、レーダー連動の警告システム程度でしたが、後に衝突被害軽減ブレーキなど安全運転支援システムやカメラなどセンサー連動の駐車支援システムが進化しながら追加されています。

4代目W177/V177系

・1.4リッター直列4気筒DOHC16バルブターボエンジン「M282DE14」(136馬力・A180系)
・2リッター直列4気筒DOHC16バルブターボエンジン「M260DE20」(224馬力・A250系)
・2リッター直列4気筒DOHC16バルブディーゼルターボエンジン「OM654」(150馬力・A200d系)
・8速DCT(A200d系)
・対話型インフォテイメントシステム「MBUX」
・安全支援パッケージ「レーダーセーフティパッケージ」
・安全運転支援システム「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック&アクティブステアリングアシスト」
・車線変更支援システム「アクティブレーンチェンジアシスト」
・緊急時車線維持停止システム「アクティブエマージェンシーストップアシスト」
・ドア開閉時後側方監視システム「アクティブブラインドスポットアシスト」

4ドアセダン(V177)も設定された4代目ではハッチバック(W177)に1.4リッターガソリンターボと2リッターディーゼル、セダンには加えて2リッターガソリンターボが4MATICと組み合わせられて搭載されており、新設定となる2リッタークリーンディーゼルターボへは新開発の8速DCTが組み合わせられ、他は7速DCTです。

充実した安全支援パッケージ「レーダーセーフティパッケージ」の搭載によって最上級のSクラスセダンにすら匹敵する運転支援装備を組み込む事が可能で、「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック&アクティブステアリングアシスト」による交通状況に応じた加減速や操舵アシストなど、レベル2運転支援に近い運転自動化がなされています。

他にもウィンカーを上げると車線変更時の操舵アシストをしてくれる「アクティブレーンチェンジアシスト」や、ドアを開けて降りようとする際に後側方から接近する車やバイクがあれば警告してくれる「アクティブブラインドスポットアシスト」、ドライバーが急病などで運転不能となった緊急時に、車線を維持しながら減速および停止してくれる「アクティブエマージェンシーストップアシスト」がレーダーセーフティパッケージへ組み込まれています。

派生車種

A190twin/A38AMG(初代ベース)

もともとEVやFCVとして開発されたため二重フロア構造で床下が空いている初代Aクラスでは、A190をベースにリアの床下にもエンジンを搭載したツインエンジン化が試みられ、A190twin、またはAMGによるA38AMGが開発されました。一般への市販は行われておらず、当時のメルセデスAMGチームへ所属するF1ドライバーへ贈られ、イベントや博物館で現在でもその姿を見ることができます。

メルセデスAMG版(3代目・4代目ベース)

3代目に設定された高性能版のAMG仕様「A45 AMG」は、ダイムラーグループがメルセデス・ベンツの高性能ブランドとしてメルセデスAMGを創設したことにより、途中からメルセデスAMG・A45として再出発しました。

内容はほぼそのままブランドのみ移行した形ですが、4代目ベースではまずハッチバックへ306馬力の2リッターターボを搭載したA35 4MATICが、続いて421馬力にパワーアップされたA45S 4MATIC+と、セダンへもA35 4MATICが追加されています。

特徴的なのは、2代目以前より大柄になったとはいえ依然として軽量コンパクトなボディへ最高400馬力前後の強力な2リッターターボエンジンを搭載したモンスターマシンなことで、さすがにFFのままでは無理があるのか全車4WD(4MATIC)です。

CLAクラス(3代目・4代目ベース)

3代目以降のAクラスをベースに4ドアクーペ/5ドアシューティングブレーク化したのがCLAクラスで、内容はほぼAクラスに準じており、メルセデスAMGの高性能版も設定されています。

GLAクラス(3代目ベース)

3代目Aクラスをベースにボディサイズをひと回り拡大、大径タイヤを履き最低地上高も上げたクロスオーバーSUVモデルがGLAクラスで、CLAクラス同様エンジンラインナップやバリエーションはほぼAクラスに準じており、メルセデスAMGの高性能版も設定されています。

BクラスW247(2~4代目ベース)

2代目Aクラスをベースにホイールベースを拡大するなどAクラス上級版として登場したのがBクラスで、メカニズムはAクラスとほぼ同様で3代目以降のAクラスがワイド&ローのスポーティ路線へ転じて以降もルーフを高くしてややスペース重視のMPV的な車となっており、Aクラス派生車では唯一メルセデスAMG仕様が存在しません。