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5代目インプレッサ(2016.10-)の買取相場が知りたい!最新版!(2021年1月現在)

インプレッサ

ラリーでWRXが活躍していた時期に比べれば地味な存在になったとはいえ、安全性が高く運転支援機能の充実した大衆車として、一定の支持を受け続けているスバルのベーシックモデル「インプレッサ」。2016年にデビューした5代目では5ドアのハッチバック「インプレッサスポーツ」と4ドアセダン「インプレッサG4」に分かれていますが、買取市場での評価はどのようになっているでしょうか。

スバルのベーシックモデル「インプレッサ」、5代目の売りは安全性と運転支援機能

1992年、それまで主力だった「レオーネ」下位グレード後継(上位グレード後継はレガシィ)としてデビューしたインプレッサは、スポーツワゴンの名で販売した5ドアハッチバック車が当時のステーションワゴンブームの波に乗り、スポーツバージョンのWRXセダン/クーペがWRC(世界ラリー選手権)で活躍した事により、人気モデルとなりました。

その後も低重心で左右対称、バランスとハンドリングの良さが魅力のシンメトリカルAWD(4WD)、FF車ともにスポーティさが評価されていましたが、初代のラリーイメージが強烈すぎた事や、デザインの凡庸さから大衆向けセダン/ワゴンとしての人気は今ひとつとなり、代を重ねるごとに地味な存在となっていきます。

そこで2011年に4代目がデビューした際、継続生産されたWRX系は「WRX」として車種独立させ、通常モデルのインプレッサも5ドアハッチバックの「インプレッサスポーツ」と、4ドアセダンの「インプレッサG4」に分化、セダン市場が低迷する一方で小型ハッチバック市場は堅調だった事から、インプレッサスポーツが主力となりました。

2021年現在も販売しているのは2016年10月にデビューした5代目で、スポーツ/G4のラインナップは従来通りながら、トヨタと共同開発したFRスポーツ「BRZ」を除く全スバル車共通の新世代プラットフォーム「SGP(スバルグローバルプラットフォーム)」を初採用。

上級モデルのレガシィやSUVのフォレスターと基本的なメカニズムは共通な事から、プレミアム性の高い小型車として高品質を誇り、かつ各種エアバッグに加え衝突時歩行者保護用外部エアバッグの国産車初採用による衝突安全性能、運転支援システム「アイサイト」シリーズによる予防安全性能など安全性に優れた大衆車として、主力の北米に加え、本国の日本市場でも一定の評価を得続けています。

加えて、新世代エンジンの投入により1990年代よりマシになったとはいえ、経済性に優れているとまでは言えなかった水平対向エンジンも、燃費向上したマイルドハイブリッド「e-BOXER」搭載車が2020年10月にいよいよ登場。

次世代モデルではトヨタグループ傘下になった強みを活かしたTHS(トヨタハイブリッドシステム)搭載によるフルハイブリッド化やEV化も視野に入り、今後もスバルのベーシックモデルとして重要なポジションを維持する一方で、デビューから4年以上を経た5代目の下取りや買取専門店での買取価格がそろそろ気になるユーザーも増えてくる頃です。

5代目インプレッサ・中古車販売価格の相場と流通台数は?

5代目インプレッサの中古車販売価格の相場と流通台数を、大手中古車情報サイトからチェックしてみましょう(2021年1月現在)。

【5代目インプレッサスポーツ(GT系・5ドアハッチバック・純ガソリン車・2016.10~)】
修復歴なし:79~258.5万円・702台
修復歴あり:95~187万円・25台

【5代目インプレッサスポーツハイブリッド(GTE・5ドアハッチバック・e-BOXER・2020.10~)】
修復歴なし:市場流通はまだなし
修復歴あり:市場流通はまだなし

【5代目インプレッサG4(GK系・4ドアセダン・純ガソリン車・2016.10~)】
修復歴なし:73.8~286.5万円・101台
修復歴あり:85.8~165万円・11台

スポーツ、G4とも1.6リッターと2リッターの2種類があり、2020年10月に2リッターエンジンへマイルドハイブリッドを追加したe-BOXER搭載の「ハイブリッド」がスポーツのみに追加、同時にスポーティなサスペンションチューンを施した「STIスポーツ」も同時にこれまたスポーツのみへ追加されています。

価格帯はさほど差がないとはいえ、流通台数はスポーツがG4の7倍ほどもあり、4ドアセダン市場が不振を極める中で法人需要も見込めない国際基準の3ナンバーという事から新車販売の少ないG4は中古車市場でも需要/供給ともに乏しく、買取市場でもスポーツほどの評価は受けられないのは確実です。

かつて人気だったインプレッサWRXは「WRX STI」「WRX S4」として独立していますし、先代まで残っていたMT車も全車で運転支援システム「アイサイト」標準装備となった現行モデルでは廃止、スポーツセダンを望むユーザーもMT車を望むユーザーにも受け皿とはなれないため、実用性一辺倒で安全性の高い車を望むユーザー向けとなっています。

5代目インプレッサ・買取価格の相場と、モデル、年式、グレードごとの傾向は?

では、実際の買取相場ではどのように評価されているのでしょうか?これも大手買取専門業者のサイトで買取実績が確認されたものを、年式やグレードごとの評価と合わせて紹介します。

まずは年式ごとの平均買取価格と平均残価率(オプション込み新車実勢価格に対する買取価格の割合)です。

【5代目インプレッサスポーツ(1.6/2.0リッター自然吸気エンジン・2016.10~)】
2016年式:約92万円・約36%
2017年式:約104万円・約41%
2018年式:約100万円・約39%
2019年式:約108万円・約42%
2020年式:約121万円・約47%
総合:約105万円・約41%

【5代目インプレッサG4(1.6/2.0リッター自然吸気エンジン・2016.10~)】
2016年式:約64万円・約25%
2017年式:約79万円・約31%
2018年式:約89万円・約34%
2019年式:約94万円・約33%
2020年式:実績なし
総合:約81万円・約31%

【5代目インプレッサスポーツ(2.0リッターe-BOXER・2020.10~)】
2020年式:実績なし

5ドアのスポーツと4ドアのG4では新車価格に大きな差はないのですが、買取価格は平均して10~30万円ほどもG4が安くなっており、4ドアセダンは新車販売の少なさから希少性が出るわけでもなく、単に中古車でも需要が少ないため買取市場での評価も低く留まっているのがわかります。

一方のスポーツは1~2年落ちの高年式なら50%近く、4年落ちの初期型でも40%近い残価率があり、最大の売りである安全性に加え、実用性の高さから中古車としての需要も旺盛であり、SUVやミニバンとまではいかないものの、ソコソコの人気モデルです。

ハイブリッドはまだ登場から間もないため評価はこれからですが、あくまでモーターアシスト程度のマイルドハイブリッドですから、通常のインプレッサスポーツとそう大きな差は出ないか、走行用バッテリーの経年劣化に対する信頼度の問題で、やや低めの評価になると予想されます。

続いて大まかなグレードごとの平均買取価格と平均残価率を紹介しましょう。インプレッサスポーツハイブリッドは実績がないため割愛します。

【5代目インプレッサスポーツ】
1.6i-Lアイサイト:約87万円・約38%
1.6i-Lアイサイト Sスタイル:実績なし
1.6i-Sアイサイト:約109万円・約42%
2.0i-Lアイサイト:約107万円・約42%
2.0i-Sアイサイト:約115万円・約41%
STIスポーツ:実績なし

【5代目インプレッサG4】
1.6i-Lアイサイト:約55万円・約24%
1.6i-Lアイサイト Sスタイル:実績なし
1.6i-Sアイサイト:実績なし
2.0i-Lアイサイト:約93万円・約36%
2.0i-Sアイサイト:約94万円・約34%

新車価格は当然1.6i系の方が安く、量販モデルと言えますが、2リッターと自動車税の区分は1.5リッター以上2リッター未満と変わら事や、燃費性能は2リッターでもさほど落ちないため(というより1.6リッターがあまり良くない)、経済性は変わらずパワフルな2リッター車が買取市場では高い評価を受けています。

5代目インプレッサはスポーツの2リッター車がリセールバリュー高い

ここまで紹介したように、5代目インプレッサでは2リッタースポーツ、1.6リッタースポーツ、2リッターG4、1.6リッターG4の順にリセールバリュー(新車価格に対する買取価格の割合を示す平均残価率)が高くなっています。

そのため、「次の車を買うため下取りで頭金にしよう」などと考えている場合はスポーツの2リッター車であれば問題ありませんが、G4やスポーツの1.6リッター車で同じような事を考えているならば、なるべく早めに売却の決断を下すのがオススメです。

今後、CAFEと呼ばれる厳しい燃費規制、そして国の政策もあって、2030年代に入るとよほど燃費のいい車かEV以外はハイブリッドであろうとも新車販売は難しくなり、中古車は購入できるとはいえ、その価値も大きく下がります。

現状でも経済性が選択理由にはなりにくく、安全性能と運転支援機能の充実が売りのスバル車は、同様の機能がライバル他社に追いつかれつつある現状で「水平対向エンジンでハンドリングがいい」以上の価値を維持しにくく、スバルファンはともかく一般ユーザーを考慮した買取市場での評価も厳しくなるのは確実です。

インプレッサに限った事ではありませんが、今後のスバル車は古いモデルほど早期売却、新しいモデルかライバル車へ積極的に乗り換えていくか、スバルファンとして長く愛し続けるかの二択を迫られる事になるかもしれません。

※中古車販売価格や買取相場は2021年1月現在の金額です。

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