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4代目ランドクルーザープラド(2009-)の買取相場が知りたい!最新版!(2020年9月現在)

ランドクルーザー

かつて多数あったライバル車が次々に消えていった中、唯一生き残った中型ヘビーデューティーSUV(あるいはライトデューティーSUV)のトヨタ・ランドクルーザープラド。流行のクロスオーバーSUVより高い悪路走破性や、ジムニーより高い実用性、ランドクルーザー200より扱いやすいサイズで人気のプラドは、中古車買取市場でどのような評価を受けているでしょうか?

需要の限られる本格クロカン市場で生き残った実力派、ランドクルーザープラド

今でこそ「同ジャンル車で唯一、日本市場で生き残った国産本格クロスカントリーSUV」として孤高の存在になったランドクルーザープラドですが、その始まりはライバルより遅く、しかも後発でありながらヒットに恵まれるまで長らく苦戦を続けたという、トヨタらしからぬ歴史を経てきました。

そもそもは1970年代末ごろから「商用車や本格クロカン車をカッコよく乗る」という第一次RVブームが到来、商用1BOX車や小型トラック、さらにそれまでレジャー用というより業務用などやむをえない事情で使われる事の多かったジープ型の本格オフローダー4WDにも、乗用車並の内外装を持たせたグレードや特別仕様車が登場します。

トヨタもその流れで、ジープ型本格4WD車として1950年代から代を重ねてきた「ランドクルーザー」の3代目40系にRV的なモデルを追加、小型トラック「ハイラックス」にも同様のモデルを追加し、より乗用車的な「ハイラックスサーフ」も1983年に発売しました。

ランドクルーザーも1984年に40系から4代目70系へとモデルチェンジした際、ハイラックスサーフの直列4気筒エンジン(本来の70系は直列6気筒)パワーユニットをメインとした、ショートノーズボディを軽量化したシャシーに載せ、リーフスプリングではなくコイルスプリングを使って乗用車的な乗り心地を目指した「ランドクルーザーワゴン」を追加します。

剛性より乗り心地を重視したフレームや足回りから、本家70系ランドクルーザーの「ヘビーデューティーSUV」に対し「ライトデューティーSUV」と言える新たなランドクルーザー一族は、こうして生まれました。

しかし、同時期に登場した三菱・パジェロやいすゞ・ビッグホーンといったライバルに対し、外観は無骨な70系ランドクルーザーそのものだったランドクルーザーワゴンの販売は苦戦し、同じ70系でもソフト路線のデザインへ変え、3列シート8人乗りの4ドアセミロングボディを加えた初代「ランドクルーザプラド」を1990年に発売します。

それでも、全盛期を迎えた第2次RVブームでライバルの販売が絶好調な中、プラドの販売はなかなか上向かず、1996年にモデルチェンジした2代目90系で露骨にパジェロのデザインテイストを取り入れるなどなりふり構わぬ対策の結果、ようやく「無骨なランクル」のイメージ払拭に成功しました。

その頃には既に初期のクロスオーバーSUV(初代トヨタ・RAV4や初代ホンダ・CR-V)ブームが到来、重くて燃費が悪く装備過剰、快適性でも劣る本格オフローダーSUVの市場は急速に縮小していきましたが、そんな中でも時代にマッチしたデザインと「ランドクルーザー」ブランドの安心感、高い品質でプラドは生き残り、ライバルが消えた今も日本市場で唯一の同ジャンルSUVとして、2009年にモデルチェンジした4代目の販売が続けられています。

4代目ランドクルーザープラド・中古車販売価格の相場と流通台数は?

4代目ランドクルーザープラドの中古車販売価格の相場と流通台数を、大手中古車情報サイトからチェックしてみましょう(2020年9月現在)。

【4代目ランドクルーザープラド・ガソリンエンジン仕様(2009.9-)】
修復歴なし:159~598万円・815台
修復歴あり:198~339.9万円:7台

【4代目ランドクルーザープラドディーゼルエンジン仕様(2015.6-)】
修復歴なし:274~629万円・380台
修復歴あり:275万円:1台

3代目末期に廃止されていたディーゼル車がクリーンディーゼルを搭載して2015年6月に復活、上級グレードもディーゼルへ移行したため中古車価格も高めですが、6年ほど早くから販売していただけあってタマ数そのものはガソリン車の方が多くなっています。

ランクルらしい魅力にあふれて燃料代も安いディーゼル車を選ぶか、探しやすく価格も手頃なガソリンエンジン者を選ぶかはユーザー次第ですが、あまり古い年式を選ぶと新規登録から13年以上で自動車税や重量税が高くなる重加算税対象に近い事は意識しておく必要がありそうです。

売る側に立った場合は、初期のガソリン車は査定も厳しく、重加算税対象になる前に売り抜けなければ、どんどん安く買い叩かれる事は覚悟せねばなりません。

4代目ランドクルーザープラド・買取価格の相場と、年式、グレードごとの傾向は?

では、買取相場ではどのように評価されているのでしょうか?これも大手買取専門業者のサイトで買取実績が確認されたものを、年式やグレードごとの評価と合わせて紹介します。

まずは年式ごとの平均買取価格と平均残価率(オプション込み新車実勢価格に対する買取価格の割合)です。

【4代目ランドクルーザープラド】
2009年式:約124万円・約26%
2010年式:約119万円・約25%
2011年式:約136万円・約29%
2012年式:約137万円・約29%
2013年式:約178万円・約38%
2014年式:約193万円・約41%
2015年式:約240万円・約51%
2016年式:約244万円・約51%
2017年式:約280万円・約59%
2018年式:約312万円・約65%
2019年式:約336万円・約71%
2020年式:約291万円・約66%
総合:約214万円・約45%

モデルチェンジから11年もたつロングセラー車であるにも関わらず、総合平均で買取査定額が214万円、残価率も約45%というのはかなり高額で、最初期の2009年式ですら11年落ちなのに約26%もの残価率というのは、よほどの人気車か趣味車でもない限りなかなかない数値で、「ランドクルーザー」ブランドの盤石感は凄まじいものです。

中でも2015年式以降は買取査定額、残価率とも急上昇していますが、これは言うまでもなくクリーンディーゼル車の登場によるもので、ランクル系を求めるユーザーがいかにディーゼルエンジンを重視しているかもわかります。

続いて大まかなグレードごとの平均買取価格と平均残価率です。

TX系(廉価グレード):約193万円・約47%
TX Lパッケージ系(標準グレード):約220万円・約46%
TZ/TZ-G(上級グレード):約229万円・約43%

上級グレードの評価が意外に厳しいのは、その価格帯だとランクル一族の中でもトップモデル、「ランドクルーザー200系」とかぶってくるからと思われ、サイズや維持費の面で妥協せざるを得ないユーザーに需要が限られるからでしょう。

センターデフロックつきフルタイム4WDやコイルスプリングなど、快適性の代わりに悪路走破性がやや犠牲になっているライトデューティーSUVとはいえ、ヘビーデューティーの70系が国内販売されていない今、「ワイルドでタフなランドクルーザーらしさ」をプラドに求めるなら、廉価グレードや標準グレードの方が高い評価を得るのは当然かもしれません。

孤高の存在として、まだまだしばらくは続くプラド人気

2009年にモデルチェンジしてから11年、その間に2015年のクリーンディーゼル追加を除けば、衝突時歩行者保護など新たな衝突安全基準への対応、衝突被害軽減ブレーキなど予防安全装備、運転支援装備の充実といった小改良のみで現在も販売が続く4代目ランドクルーザープラド。

いずれは電動化技術を取り入れたマイルドハイブリッドやフルハイブリッド仕様の登場も予想されるとはいえ、そこまでの過渡期にある現在はロングライフモデルのモデルチェンジは考えにくく、次期プラドの具体的情報もこれといって見当たりません。

したがって現行の4代目プラドが「型落ち」になるのも当面は避けられる見通しで、しばらくの間は「同じようなボディサイズで、悪路走破性もそこそこ高く、モノコックボディのクロスオーバーSUVよりよほどタフなSUVが他に存在せず、新たなライバルが登場する気配もない」という状況には変わりがないため、現状の高価買取、リセールバリューが高い状況は続きそうです。

しかも、SUV市場そのものが2010年代に入ってから続いていた「スポーティーなクーペルックSUV人気」から「ワイルドなデザインのタフギア的SUV人気」へと移ってきており、その流れであくまでファッション感覚ながらプラドが再評価され、さらに買取査定額がアップする要素すらあります。

そもそも信頼性や耐久性に高い評価がある車ですから、よほど内外装が傷ついたりメンテナンスを怠り、程度が極端に悪化しない限りは高価買取が期待できる車ですし、時期によって早く手放す事はあまり考えなくてよく、車の用途が変わって不要になっても高く売れる傾向です。

ただし、ロングライフモデルの宿命として、現行モデルでありながら初期型はもうすぐ新規登録から13年以上の重加算税車になってしまう事や、ガソリン車であれば燃料代の問題で人気がディーゼル車には及ばない事は考慮に入れて、年式の古い車は早めに手放し、ディーゼルのプラドへ乗り換えてもいいかもしれません。

※中古車販売価格や買取相場は2020年9月現在の金額です。

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