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3代目スズキ ソリオ/ソリオバンディット(2015.8-2020.12)の買取相場が知りたい!最新版!(2021年2月現在)

ソリオ

軽乗用車で流行していた「後席両側スライドドアつきスーパーハイトワゴン」というジャンルをコンパクトカーにも持ち込んで成功した第一人者、スズキ ソリオと、その純正カスタム版ソリオバンディット。2020年12月に最新の4代目へモデルチェンジした事で旧型となった、3代目ソリオ/ソリオバンディットは、買取市場でどのように評価されているでしょうか?

後席両側スライドドアつきトールワゴンになってから大ヒットした、ソリオ

スズキ ソリオは、すっかり売れ筋として定着している後席両側スライドドアつきのコンパクト・スーパーハイトワゴンですが、2021年1月の販売台数では後発のトヨタ ルーミー(2020年に姉妹車タンクと統合)にかなり差をつけられているものの、かつてはこのジャンルの先駆車として圧倒的シェアを誇り、2020年12月に決行したモデルチェンジで再起を図っています。

スズキ ソリオという車はもともと、1993年に登場して軽乗用車に大革命をもたらした軽トールワゴン、初代「ワゴンR」の小型車版として1997年に発売された「ワゴンRワイド」が原型です。

プラットフォームこそ当時のスズキ小型車用をベースにして1,000ccエンジンを搭載したものの、外装パーツの多くはワゴンRから流用し、名前どおりワゴンRの幅広版でした。

1999年にはモデルチェンジで「ワゴンR+(プラス)」へ改名、2000年には1,300ccエンジン搭載車を追加したのを機に「ワゴンRソリオ」へ改名するなど、慌ただしい車歴を経ているものの基本的には2代目ワゴンRのイメージを色濃く残しており、2005年に初代「ソリオ」へ改名してからも、あくまで「ワゴンRの小型車版」というスタンスは変わりません。

しかし、2000年代に入ってからのスズキは米GMグループからの離脱によって、「GMの小型車部門を担当」という縛りがなくなり、2代目以降のスイフトで完全新設計による高品質プレミアム・コンパクト化に成功すると、独自の国際戦略車として大々的に売り出し、それまでの「軽自動車No.1メーカー」から、小型車全般のプロフェッショナルへと脱却を図っていました。

ソリオも2代目からはこの戦略へ組み込まれ、3代目スイフトをベースにした新たなプラットフォームやエンジンを得て、それまでの「安いだけが取り柄だった、ワゴンR小型車版トールワゴン」を脱却、後席両側スライドドアを得るとともにハイルーフ化を決行するとともに、見た目にもわかるほど内外装の品質が向上し、もはや「ワゴンRのイメージ」は全くなくなります。

そうすると、「タントやN-BOXのようなスーパーハイトワゴンは欲しいけど、軽乗用車では嫌だ」と購入をためらっていたユーザーがドッと流れてきて、その受け皿となった2代目ソリオは先代までと一転、大ヒット作になりました。

2015年8月に3代目ソリオへモデルチェンジすると、通常モデルの廉価グレードを除き全てマイルドハイブリッド化、さらに2016年11月には5速AGS(セミAT)へストロングハイブリッドシステムを組み込んだ、クラス初のフルハイブリッド車を追加し、高品質と経済性の両立を売りにしていきます。

同時期(2016年11月)に発売されたダイハツ トール4兄弟(トール、トヨタ タンク/ルーミー、後にスバル ジャスティ)に対しては価格面やターボ車の有無などで差をつけられ、さらに販売力の差もあって最大シェアの座を奪われましたが、それでもスズキの小型車としては常に販売台数ランキングの上位に来るほどの人気車種です。

スイフトとソリオの2トップ体制によって、スズキは長期的な目標としていた「小型車の国内販売10万台体制」を早々に実現しており、今後も基幹車種として積極的な改良やモデル追加、新装備の追加が行われると思われます。

ただし、2020年4月にモデルチェンジした4代目では、3代目で追加されたフルハイブリッド車がカタログ落ちしており、現在ソリオのフルハイブリッド車を買いたいと思えば、3代目の中古車しか選択肢はありません。

それでは中古車市場で人気があるかというとさにあらずで、CVTや6速ATではなく、5速AGSとの組み合わせしかないのが人気のネックになっていそうです。

3代目ソリオ/ソリオバンディット・中古車販売価格の相場と流通台数は?

3代目ソリオ/ソリオバンディットの中古車販売価格の相場と流通台数を、大手中古車情報サイトからそれぞれチェックしてみましょう(2021年2月現在)。

なお、ソリオバンディットは全車マイルドハイブリッドかフルハイブリッドですが、通常版のソリオのみ純ガソリン車の廉価グレードが存在するため、ソリオ通常版のみは2種類に分けて紹介します(この後の買取相場についても同様)。

【3代目ソリオ(通常モデル純ガソリン車・2015.8~2020.12)】
修復歴なし:39.8~178万円・424台
修復歴あり:45.5~134.8万円・17台

【3代目ソリオ(通常モデルハイブリッド車・2015.8~2020.12)】
修復歴なし:58~212.5万円・534台
修復歴あり:59.8~158万円・27台

【3代目ソリオバンディット(純正カスタムモデル・ハイブリッドのみ・2015.8~2020.12)】
修復歴なし:47.8~219.8万円・1,132台
修復歴あり:64.5~158万円・41台

この種の車では、「通常モデルは流通台数が控えめで、人気の純正カスタム車がその2~3倍程度は流通している」というケースがよくあるのですが、3代目ソリオに関しては純ガソリン車とハイブリッドを合わせれば、純正カスタム車のソリオバンディットより極端に少ないわけではありません。

というより、むしろソリオバンディットの人気がさほどではない、という事を意味しており、ライバル車の純正カスタム仕様に比べると大型メッキグリルを欠くなど、クールではあるもののアグレッシブさが不足しており、そこが中古車のタマ数が意外に少ないこと、さらには3代目ソリオ/ソリオバンディットの販売台数がダイハツ トール/トヨタ タンクの後塵を拝した理由と言えそうです。

軽スーパーハイトワゴンのスペーシアのように、4代目ではバンディットのフロントマスクを思い切ってアグレッシブ方向へイメージチェンジするかと思いきや、3代目のキープコンセプトとなっており、これはスズキがトヨタグループ入りした事による「ルーミーの販売シェアを必要以上に脅かさないよう」という配慮が考えられます。

3代目ソリオ/ソリオバンディット・買取価格の相場と、モデル、年式、グレードごとの傾向は?

では、実際の買取相場ではどのように評価されているのでしょうか?これも大手買取専門業者のサイトで買取実績が確認されたものを、年式やグレードごとの評価と合わせて紹介します。

まずは年式ごとの平均買取価格と平均残価率(オプション込み新車実勢価格に対する買取価格の割合)です。

【3代目ソリオ(通常モデル純ガソリン車・2015.8~2020.12)】
2015年式:約29万円・約17%
2016年式:約35万円・約20%
2017年式:約45万円・約26%
2018年式:約58万円・約32%
2019年式:約77万円・約43%
2020年式:約99万円・約53%
総合:約57万円・約32%

【3代目ソリオ(通常モデルハイブリッド車・2015.8~2020.12)】
2015年式:約67万円・約32%
2016年式:約72万円・約33%
2017年式:約77万円・約36%
2018年式:約86万円・約42%
2019年式:約97万円・約47%
2020年式:約101万円・約51%
総合:約83万円・約40%

【3代目ソリオバンディット(純正カスタムモデル・ハイブリッドのみ・2015.8~2020.12)】
2015年式:約71万円・約33%
2016年式:約86万円・約38%
2017年式:約93万円・約42%
2018年式:約102万円・約46%
2019年式:約113万円・約51%
2020年式:約120万円・約56%
総合:約97万円・約44%

買取市場で多い傾向として、「ハイブリッド車と純ガソリン車があれば、ハイブリッド車は高年式だと価値が高いものの、低年式になるほど価値の下落が大きい」という傾向にありますが、3代目ソリオではそれが当てはまりません。

なぜかといえば、「買取相場では価値が低く見られがちな最廉価グレード」にしか純ガソリン車がないことと、モーターアシスト程度のマイルドハイブリッドがハイブリッドの主力となっており、ハイブリッド車最大の懸念材料であり、EV走行距離が短く燃費の著しい悪化をもたらす「走行用バッテリーの劣化」があまり問題にならないためでしょう。

続いて大まかなグレードごとの平均買取価格と平均残価率を紹介しましょう。

【3代目ソリオ(通常モデル・純ガソリン車)】
G(スズキセーフティサポート装着車):約44万円・約26%
Sセレクション:約71万円・約37%(※2017年12月発売の特別仕様車)
GX2:約94万円・約50%(※2019年7月発売の特別仕様車)
GX4:実績なし(※同上)

【3代目ソリオ(通常モデルハイブリッド車】
(マイルドハイブリッド)
ハイブリッドMX系:約76万円・約38%
ハイブリッドMZ系:約87万円・約40%
(フルハイブリッド)
ハイブリッドSX系:約73万円・約34%(※2016年11月追加)
ハイブリッドSZ系:約78万円・約33%(※同上)

【3代目ソリオバンディット(純正カスタム・ハイブリッドのみ)】
(マイルドハイブリッド)
ハイブリッドMV系:約101万円・約47%
(フルハイブリッド)
ハイブリッドSX系:約96万円・約41%(※2016年11月追加)
ハイブリッドSZ系:約85万円・約39%(※同上)

ここで特筆すべきは、1年以上遅れて追加され、マイルドハイブリッドより低年式車が少ないはずのフルハイブリッド車が、平均買取価格、平均残価率ともに低くなっており、つまりフルハイブリッド車はマイルドハイブリッド車より低い価値しか認められておらず、リセールバリューが悪いという事です。

3代目ソリオのフルハイブリッドシステムは、シングルクラッチ式セミATである5速AGS(オートギアシフト)の緩慢なギアチェンジ操作と、それに伴う長いクラッチ切断時間と、その間の空走距離をモーター走行で補い、さらに低速ならクラッチを完全に切ってモーター単独走行もできる、という仕組み。

スズキのAGSそのものが日本ではあまり芳しい評価を得ていない上に、フルハイブリッドと言っても実質はAGSの欠点を補うのがメインで、EV走行は非常に限定的となれば、走行感覚が普通で問題も起きにくく、車両価格も安いマイルドハイブリッドの価値が上がるのは当然かも知れません。

これだけリセールバリューに差がつくと、スズキとしてもこのままのシステムで4代目にフルハイブリッドを継続するわけにはいかなかったのでしょう。

3代目ソリオ/ソリオバンディッドでリセールバリュー高いのはマイルドハイブリッド車!

ここまでの説明で明らかなように、3代目ソリオ/ソリオバンディッドでリセールバリューが高いのは全てマイルドハイブリッド車であり、廉価グレードしかない純ガソリン車はもとより、フルハイブリッド車も、古くなるほど価値の下落が急速に進むため、乗り潰す意図でもなければ、長期間所有し続けるほどリセールバリューが悪化してしまいます。

また、マイルドハイブリッド車にしても、2020年12月に登場した4代目によって「型落ち」になるとともに、買い替えによって中古車需要に対して一時的に供給過多に陥っている傾向があり、人気のコンパクト・スーパーハイトワゴンと言う割には2年落ちで既に残価率が50%を切り出しました。

従って2021年2月現在は一時的に「売り時を外している」状態で、今後は中古車市場のタマ数が落ち着いたり、あるいは転勤時期で中古車需要の増える9月を見越した買い取りを視野に入れるべきですが、それはもちろん、あくまでマイルドハイブリッドの話。

純ガソリン車とフルハイブリッド車は、時期による査定アップが見込めるわけではないので、売却を検討しているならいつ売っても構いません。

※中古車販売価格や買取相場は2021年2月現在の金額です。

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