ジープ

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3代目ジープ・ラングラー(2007-2018)の買取相場が知りたい!最新版!(2020年11月現在)

名車「ジープ」は軍用車両として生まれながら、第二次世界大戦後は傑作オフローダーとしても人気となり、様々なメーカーから多くの同ジャンル車が発売されることになりますが、元祖ジープの血をもっとも濃く受け継いだ車として1987年に登場したのがジープ・ラングラーでした。現在中古車市場で多いのは2018年まで販売されていた3代目ですが、買取相場はどのようになっているでしょうか?

名車「ジープ」の直系、本気のオフローダー、真のジープ、「ラングラー」

第2次世界大戦中、初期の戦訓から簡素、安価ながら頑丈で優れた悪路走破性と実用性をもつ4輪駆動野戦車(小型トラック)として登場。大量生産された双発輸送機C-47(ダグラスDC-3)やバズーカ砲とともに、第2次世界大戦で連合軍が勝利する立役者になったとまで言われた名車、「ジープ」。

開発したのはアメリカの中小メーカーであるバンタム社でしたが、量産能力の問題で実際にはウィリス・オーバーランドとフォードが大量生産を行い、戦後は量産型の開発を担当したウィリスが商標を獲得して、民間でもその能力をフルに発揮、日本でも三菱がライセンス生産するなど、世界中で使われ続けました。

しかし、ウィリス自体はジープ以外のヒット車種に恵まれなかったため経営が傾き、1953年にカイザーへ買収されるなど、「ジープ」ブランドは所有する自動車ブランドが点々としており、1970年にはAMC(アメリカン・モーターズ)の所有となって、引き続き戦時中以来の「ジープ」発展型を発売、ジープ・チェロキーなど「ジープ」ブランドの派生車種もこの頃生まれています。

さらに転じて1987年にはAMCを買収したクライスラーが「ジープ」ブランドを所有するようになりますが、この頃には既に旧態依然としていた第2次世界大戦型ジープの末裔、ジープ・CJ型の後継として同年に発売されたのが、「ジープ・ラングラー」でした。

四角い規格型ヘッドライト、居住性などの改善を目的に延長されたホイールベースで悪路走破性はやや悪化するなど、昔ながらのジープからは少々かけ離れた部分もありましたが、それでもチェロキーなどと比べゴツゴツしたたくましい形状のボディはかつてのウイリス・ジープ直系を思わせ、日本で例えれば70系ランドクルーザーのような「本物のオフローダー」として人気を博します。

1996年にモデルチェンジした2代目以降は丸目ヘッドライトに戻ってジープらしさを取り戻したほか、ショートホイールベース・2ドアの通常モデルに加えてロングホイールベース・4ドアの「ジープ・ラングラー・アンリミテッド」も登場。

2007年にモデルチェンジした3代目、2018年にモデルチェンジしてハイブリッド車も追加された4代目とも基本的にはキープコンセプトで、ラダーフレーム式の強固なプラットフォーム、ソフトトップだけでなく分割脱着式ハードトップもあり、強固なロールバーと合わせてオープンエアーを悪路でも満喫できるモデルもあります。

軍用ジープ直系のタフギアとして2020年現在も日本で販売されているアメ車ブランドのうち、唯一「ジープ」のみが人気を誇るイメージリーダーとして君臨しています。

3代目ジープ・ラングラー中古車販売価格の相場と流通台数は?

3代目ジープ・ラングラーの中古車販売価格の相場と流通台数を、大手中古車情報サイトからチェックしてみましょう(2020年11月現在)。

【3代目ジープ・ラングラー(2ドア・2007.3~2018.8)】
修復歴なし:125~439.8万円・45台
修復歴あり:該当なし

【3代目ジープ・ラングラー・アンリミテッド(4ドア・2007.3~2019.1)】
修復歴なし:139~798万円・309台
修復歴あり:223~428万円・3台

日本国内で販売されている車種の例に漏れず、2ドアな通常型ラングラーより、4ドアのラングラー・アンリミテッドの方が流通台数が多くなっており、新車販売台数自体もアンリミテッドの方が多いだろうと思われます。

ジムニーのように2ドア(3ドア)しかない車ならば仕方ありませんが、1990年代以降の日本市場では「どんな車種でも、後席ドアがあるならそちらの方が売れ筋」と決まっており、ランドクルーザーなどSUVもショートボディの2ドアボディは軒並み廃止されましたから、ラングラーでも4ドアモデルがメインとなるのは当たり前です。

価格も4ドアのアンリミテッドが最低価格も最高価格も上回っており、中古車買取相場もそれに沿ったものではないかと想像できます。

3代目ジープ・ラングラー、買取価格の相場と、モデル、年式、グレードごとの傾向は?

では、実際の買取相場ではどのように評価されているのでしょうか?これも大手買取専門業者のサイトで買取実績が確認されたものを、年式やグレードごとの評価と合わせて紹介します。

まずは年式ごとの平均買取価格と平均残価率(オプション込み新車実勢価格に対する買取価格の割合)です。

【3代目ジープ・ラングラー(2007.3~2018.8)】

2007年式:実績なし(直近6ヶ月・以下同)
2008年式:約82万円・約21%
2009年式:約84万円・約23%
2010年式:実績なし
2011年式:約77万円・約21%
2012年式:約164万円・約40%
2013年式:実績なし
2014年式:実績なし
2015年式:約148万円・約36%
2016年式:約148万円・約36%
2017年式:実績なし
2018年式:実績なし
総合:約100万円・約25%

【3代目ジープ・ラングラー・アンリミテッド(2007.3~2019.1)】

2007年式:約98万円・約21%(直近6ヶ月・以下同)
2008年式:約93万円・約22%
2009年式:約92万円・約22%
2010年式:約127万円・約28%
2011年式:約148万円・約33%
2012年式:約179万円・約40%
2013年式:約121万円・約26%
2014年式:実績なし
2015年式:約214万円・約48%
2016年式:約237万円・約53%
2017年式:約248万円・約56%
2018年式:約274万円・約61%
2019年式:実績なし
総合:約177万円・約40%

10年落ちを超えるような初期モデルでは大差ないものの、それより年式が新しくなるほど4ドアのアンリミテッドが人気モデルとして高価買取傾向にあり、5年落ち程度まで50%近く、2~3年落ち程度なら型落ちにも関わらず55~60%程度の残価率と、「人気の国産ミニバンやSUVと同レベル」の水準に達しています。

それに対して2ドアは多少新しくとも需要自体が少ないようで4年落ち以上では40%を切ってしまい、中古車流通台数の少なさがそのまま需要の少なさを反映していると言えそうです。

続いて大まかなグレードごとの平均買取価格と平均残価率ですが、直近の記録に残っているものに限らせていただきます。

【3代目ジープ・ラングラー(2ドア)】
「スポーツ」系(エントリーモデル。特別仕様車含む。以下同):約89万円・約24%
「サハラ」系(上級モデル):約153万円・約37%
「ルビコン」系(オフロード強化モデル):約57万円・約13%

【3代目ジープ・ラングラー・アンリミテッド(4ドア)】
「スポーツ」系:約161万円・約38%
「サハラ」系:約194万円・約41%
「ルビコン」系:実績なし

2ドアも4ドアも装備が充実した「サハラ」またはサハラをベースとした特別仕様車の評価が高く、高価かつ残価率も高めです。

最上級グレードでオフロード走行性能を強化した「ルビコン」系の評価が低いのは、今回の調査だと2ドア/4ドア含め6速MT仕様しか買取実績がなかったためで、AT車の実績があれば、あるいは高評価を得ていたかもしれません。

4ドアのアンリミテッドならブランド効果でリセールバリューが高い3代目ラングラー

軽快で悪路走破性も高いショートホイールベースの2ドアや、本格的なオフロード走行で威力を発揮しそうなMT車の人気が低く、買取市場でも高価買取が見込めない一方、4ドア「アンリミテッド」のAT車が買取・中古車販売価格ともに高価な3代目ラングラー。

日本国内では、ランドクルーザーやジムニー、パジェロのように本格オフローダー的に使われるわけではなく、あくまで人気の「ジープ」ブランドで、もっともジープらしいデザインのSUVとして、ファッション感覚で人気があるように思えます。

ラダーフレームや前後リジッドサス、パートタイム4WDといった「いかにも本格オフローダー」として充実した機能を持つ車ではありますが、かつてのRVブームで売れた国産オフローダー同様に「このカタチが大事」ということなのでしょう。

同じ「ジープ」ブランドでも、チェロキーやグランドチェロキーと異なり、2代目以降はキープコンセプトでパッと見のデザインがほとんど変わらないため型落ちでも高年式、4ドアのアンリミテッドなら十分以上に高価買取が見込めますし、日本市場から撤退したクライスラーやフォードなど他のアメ車ブランドと違って販売店も拡充しており、ネームバリューも抜群。

しかも日本国内のアメ車ブランドでは随一、あるいは唯一の人気ブランドなので当面は撤退の心配などなくアフターケアや維持の面でも不都合はなく、ラダーフレーム車の宿命で重量が重いため、さすがに燃費は良好と言えないためガソリン価格に左右される部分はあるとはいえ、当面この人気は続きそうです。

ただ、需要が限られる2ドア車や、10年落ち以上、あるいは年式の割に過走行の車は買取価格がだいぶ落ちますから、高価買取を狙うなら3~5年落ち程度で現行モデル(4代目)か他の車への買い替え、下取りを検討した方がいいかもしれません。

※中古車販売価格や買取相場は2020年11月現在の金額です。

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