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2代目BMW1シリーズ(2011.9-2019.8)の買取相場が知りたい!最新版!(2021年2月現在)

BMW1シリーズ

現行の3代目ではFF化されたBMW1シリーズですが、2代目までは3シリーズコンパクトの流れを組むスポーティなFRで、BMWのエントリーモデルに最適な車として好評でした。高級車ブランドとはいえ入門編の車らしく、300万円前後からと手頃な1.5リッター直3ターボから、パワフルで本格派の3リッター直6ターボまでラインナップしていた2代目1シリーズの、現在の評価は?

BMW最後のFRエントリーモデル、2代目1シリーズ

BMW1シリーズの原点と言える、E36型初代3シリーズコンパクトが日本でも発売されたのは、1995年2月の事でした。

日本ではバブル時代、2代目E30型3シリーズが「六本木カローラ」と言われるほど好調なセールスを記録、メルセデス・ベンツと並ぶドイツ高級車2大ブランドとしてBMWを日本市場へ定着させましたが、他のあらゆる車種と同様、3シリーズも代を重ねるごとに大型化・高級化の道を歩んでいきます。

しかしそこでBMWの打つ手は早く、3代目E36型の時代にBMWへの入門車となる新たなエントリーモデルを開発、2代目E30型のプラットフォームへE36と同じデザインのボディ、ただしリアをスパっと断ち切ったショートボディの3ドアハッチバックとして、「3シリーズコンパクト」の名で発売しました。

当時既に存在したVWゴルフなどと同列の輸入コンパクトハッチバック車とはいえ、3シリーズコンパクトはBMWらしいFR車だったのが特徴で、後に追加された直6エンジンの大排気量グレードを除けば、直4自然吸気エンジンの安価で手頃なBMWは目論見通りに入門車としてヒットし、次の4代目E46型にも3シリーズコンパクトはラインナップされています。

これに手応えを感じたBMWは次の代からE90型5代目3シリーズとは別に、E87型初代1シリーズとして独立させ、3ドア/5ドアハッチバック、2ドアクーペ/カブリオレをラインナップする、BMWのエントリースポーツへ位置づけ、2004年10月に日本でも発売しました。

その後、BMWは奇数番号のシリーズ(1/3/5/7)を通常の乗用モデル、偶数番号のシリーズ(2/4/6/8)をクーペやカブリオレなどスポーツモデル、またはミニバンなどの派生モデルへと再編。

1シリーズも2011年9月に日本で発売された2代目F20型より、5ドアハッチバックのみとなりました(2014年2月に2シリーズが発売されるまで、クーペとカブリオレは初代1シリーズを継続)。

当初のラインナップは全て1.6リッター直4ターボで、標準版の「116i」系と、高出力版「120i」の2種類から始まり、少し遅れて3リッター直6ターボのハイエンドモデル、「M135i」を追加。

2015年9月には「116i」を1.5リッター直3ターボとした「118i」へと更新し、2016年5月に2リッター直4ディーゼルターボ版「118d」、2016年9月にM135iのエンジンを3リッター直6のまま新型に更新した「M140i」を登場させており、安ければ車両本体価格300万円前後の118iから、600万円以上のハイエンドモデルM140iまで多用なラインナップを構築します。

2019年11月に日本デビューした現行のF40型3代目1シリーズからは、BMW傘下のブランドである「ミニ」と同様のFF車になったため、2代目1シリーズはBMW最後のFRエントリーモデルとなっており、その希少性が今後高まっていくのは確実です。

2代目BMW1シリーズ・中古車販売価格の相場と流通台数は?

2代目BMW1シリーズの中古車販売価格の相場と流通台数を、大手中古車情報サイトからそれぞれチェックしてみましょう(2021年2月現在)。

なお、新車価格から大きく異なる116i/118i、118d、120i、M135i/M140iは、それぞれ別に紹介します(この後の買取相場についても同様)。

【2代目1シリーズ(116i・2011.9~2015.5/118i・2015.5~2019.8)】
修復歴なし:39.0~309.9万円・565台
修復歴あり:52.0~145.0万円・4台

【2代目1シリーズ(118d・2016.5~2019.8)】
修復歴なし:129.8~328.0万円・175台
修復歴あり:148.0万円・1台

【2代目1シリーズ(120i・2011.9~2019.8)】
修復歴なし:69.0~218.0万円・40台
修復歴あり:流通なし

【2代目1シリーズ(M135i・2012.8~2016.9/M140i・2016.9~2019.8)】
修復歴なし:119.9~418.0万円・39台
修復歴あり:流通なし

BMWのエントリーモデルらしく、タマ数が豊富なのは最廉価グレードの116i/118i系と、後から登場した118d系で、ハイエンドモデルのM135i/M140i系が少ないのはもちろんですが、中間グレードの120i系まで流通台数が少ないのは、やや中途半端に感じられているからかもしれず、これが買取相場にどう影響を与えるかが気になります。

2代目BMW1シリーズ・買取価格の相場と、モデル、年式、グレードごとの傾向は?

では、実際の買取相場ではどのように評価されているのでしょうか?これも大手買取専門業者のサイトで買取実績が確認されたものを、年式やグレードごとの評価と合わせて紹介します。

まずは年式ごとの平均買取価格と平均残価率(オプション込み新車実勢価格に対する買取価格の割合)です。

【2代目1シリーズ(116i・2011.9~2015.5/118i・2015.5~2019.8)】
2011年式:約22万円・約6%
2012年式:約33万円・約9%
2013年式:約39万円・約10%
2014年式:約46万円・約12%
2015年式:約81万円・約21%(2015.5、新型エンジンへ更新し118i系へ)
2016年式:約111万円・約30%
2017年式:約134万円・約36%
2018年式:約146万円・約37%
2019年式:実績なし
総合:約76万円・約20%

【2代目1シリーズ(118d・2016.5~2019.8)】
2016年式:約133万円・約31%
2017年式:約141万円・約33%
2018年式:約174万円・約39%
2019年式:約174万円・約39%
総合:約155万円・約36%

【2代目1シリーズ(120i・2011.9~2019.8)】
2011年式:約29万円・約6%
2012年式:約39万円・約9%
2013年式:約36万円・約9%
2014年式:約70万円・約15%
2015年式:約82万円・約18%
2016年式:実績なし(2016.11、新型エンジンへ更新)
2017年式:実績なし
2018年式:約181万円・約38%
2019年式:実績なし
総合:約73万円・約16%

【2代目1シリーズ(M135i・2012.8~2016.9/M140i・2016.9~2019.8)】
2011年式:実績なし
2012年式:約110万円・約17%
2013年式:約110万円・約17%
2014年式:約115万円・約18%
2015年式:約166万円・約26%
2016年式:約189万円・約29%(2016.9、新型エンジンへ更新しM140i系へ)
2017年式:実績なし
2018年式:実績なし
2019年式:実績なし
総合:約138万円・約21%

最廉価グレードの118iは116iからの更新、買取価格・平均残価率ともに大きく上がっており、1.6リッター直4ターボから1.5リッター直3ターボ、それも日本では軽自動車やコンパクトカー用な印象のある3気筒エンジンでもその価値が下がるような事は、買取市場におけるBMWとしてはありえない、あるいは全く意に介さない状況のようです。

120iもエンジン更新後は評価が大きく上がっているため、年式の差もさることながら、BMW1シリーズにおいては「途中のエンジン更新後なら評価が高い」とされます。

また、追加された2リッターディーゼルターボの118dは各グレードの中でもっとも高評価となっており、ヨーロッパでは評判が落ちてきているクリーンディーゼル車は、日本ではその経済性の高さ(軽油なので燃料代がガソリンエンッジンのハイブリッド車並になる)が評価されているようです。

続いて大まかなグレードごとの平均買取価格と平均残価率を紹介しましょう。

【2代目1シリーズ(116i・2011.9~2015.5/118i・2015.5~2019.8)】
116i/118i:約64万円・約19%
116iスポーツ/118iスポーツ:約70万円・約19%
116iスタイル/118iスタイル:約68万円・約18%
116i Mスポーツ/118i Mスポーツ:約96万円・約24%
116iファッショニスタ/118iファッショニスタ:約86万円・約21%
116iヤングライン:実績なし
118iセレブレーションエディション マイスタイル:実績なし
118i Mスポーツ エディションシャドー:実績なし

【2代目1シリーズ(118d・2016.5~2019.8)】
118dスポーツ:約131万円・約31%
118dスタイル:約129万円・約31%
118d Mスポーツ:約158万円・約36%
118d Mスポーツ エディションシャドー:約166万円・約37%
118dファッショニスタ:約179万円・約40%

【2代目1シリーズ(120i・2011.9~2019.8)】
120i:約31万円・約8%
120iスポーツ:約55万円・約12%
120iスタイル:約44万円・約9%
120i Mスポーツ:約96万円・約20%

【2代目1シリーズ(M135i・2012.8~2016.9/M140i・2016.9~2019.8)】
M135i/M140i:約138万円・約21%
M140iエディションシャドー:実績なし

各モデルのサブグレードごと実績では、内外装をBMWのスポーツ部門、BMW Mが手掛けた「Mスポーツ」が総じて好評であり、116i/118iや118dでの実績を見る限り、内外装を充実させた特別仕様車も高評価がつけられています。

また、116i/118iではサブグレードなしの無印グレードも「スポーツ」や「スタイル」と比べて評価が悪いということはなく、「安い1シリーズ」は中古車市場/買取市場問わず、それなりの人気があるという事でしょう。

その一方、120i系はMスポーツを除くとかなり厳しい評価となっており、中古車市場での流通台数の少なさは、そのまま買取市場でも実績が少なく、評価も低い、つまり需要そのものがMスポーツを除いてあまりない状況と言えそうです。

2代目BMW1シリーズは、安価なグレードとMスポーツが鉄板のリセールバリュー

ここまでの結果から、2代目1シリーズでは118iと118d、各グレードのMスポーツ、エンジンに旧型と新型がある場合は新型だと、リセールバリューが高いという事が言えます。

118iの場合は116の1.6リッター直4ターボ(低出力版)に対し、1.5リッター直3ターボが新型というだけでなく、1.5リッター未満で自動車税が安いという事や、118dではディーゼルのため燃料の軽油代が安いという経済性の高さが、「BMWの安価なエントリーモデル」というコンセプトにピタリとハマっているのがポイントです。

また、Mスポーツ人気はBMWというブランドのスポーツ性を反映していますが、その割にはM135i/M140iの買取相場における評価、中古車価格ともに意外なほど控えめなのが目立ちますが、現行の3代目1シリーズがFF化した事により、「BMW最後の高性能FRハッチバック」として希少性が出てくるのは確実です。

この「1シリーズ最後のFR」というポイントはM135i/M140iに限らず各グレード共通ですから、クーペ/カブリオレ版の2シリーズがまだ販売されているうちはともかく、次期2シリーズが、ミニバン/ワゴン版と同様にFF化されたり、あるいは廃止されるような事になると、2代目1シリーズの評価は高くなるかもしれません。

現状ではまだ希少性が反映された評価とは言えないので、2代目BMW1シリーズはこれからも価値が下がりにくい、あるいはエンジンが新型になった後期は上がってくる可能性もあり、今はリセールバリューの低いグレードでも、今後に期待が持てます。

※中古車販売価格や買取相場は2021年2月現在の金額です。

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