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2代目トヨタ・シエンタ(2015-)の買取相場が知りたい!最新版!(2020年6月現在)

シエンタ

一度中断しながら12年も作られたロングセラーの初代に続き、2代目も大ヒット中なトヨタのコンパクトミニバン、「シエンタ」。シエンタをベースにUDタクシーのジャパンタクシーが作られたほか、シエンタ自体もタクシーとして人気が出た上に、今や本来の3列シート車のみならず2列シートグレード「ファンベース」も人気です。そんな2代目シエンタの買取相場を紹介します。

今や日本で一番売れている傑作ミニバン、2代目トヨタ・シエンタ

元は2003年に発売された3列シートコンパクトミニバン「シエンタ」は、登場した当初そんなに派手に売れて注目されるような車ではありませんでした。

前半部を当時のヴィッツ系、後半部にカローラ系のプラットフォームをつなぎ合わせて重量増に対応し、後席両側スライドドアを持ち丸目ヘッドライトで親しみやすいファニールックなコンパクトミニバンとしてデビューし、同時期のホンダ・モビリオが角ばり過ぎて通勤電車を思わせたり、日産キューブキュービックの後席ヒンジドアよりは使い勝手がいいくらい。

何よりマトモな3列シートミニバンを成立させるには全長4.7mは必要と言われていた時代、いかにエンジンルームを最小限にしたとはいえ、わずか全長4.1mのシエンタが成功すると考えていた人は、そう多くはなかったのです。

実際、発売翌年こそ約6万8,000台を販売したものの、翌年以降は販売台数がゆっくり下降線をたどって平均月販は3,000台を下回るようになり、不人気とまでは言わないもののミニバンとしてもコンパクトカーとしてもトヨタ車としては地味な存在で、2008年12月に後継のパッソセッテが登場すると、2010年10月に販売は一旦打ち切られ、シエンタは一代で終わるかに思われました。

しかし、シエンタはここから劇的な復活を果たします。

後継のパッソセッテはリッターカーのパッソ(ダイハツ・ブーンのOEM)をベースとした1.5リッターミニバンでしたが、後席両側ヒンジドアのロールーフミニバンは当時既に流行を過ぎており、主婦層向けを狙ったもののセレブ女性ばかり出演させたCMが反感を買い、おまけに搭載エンジンの基本設計が古くエコカー減税対象外だった事で、留めを刺されました。

その一方、パッソセッテ発売後に一旦落ち込んだシエンタの販売台数は数か月で上昇に転じ、一応は計画のまま生産/販売を終了したものの、トヨタとしてもパッソセッテを売り続けるより、シエンタを復活させた方がマシだという前代未聞の結論に達します。

こうしてトヨタどころか日本車としても珍しいことに、数か月のブランクを経て2011年4月に生産を再開。同年5月にマイナーチェンジしながら販売が再開され、それ以降さすがに基本設計の古さから大ヒットととはならなかったものの、相変わらず手堅い売れ行きを見せました。

こうして延命したシエンタが2015年7月に2代目へモデルチェンジされると、流行のスニーカー、あるいはクロスオーバー風にあしらわれた樹脂パーツをうまく利用したデザインと、最低限のサイズアップで飛躍的に向上したスペース効率によって月販1万台以上の大ヒット!

ついには日本で一番売れているミニバン(2019年など)へ成長し、2代目シエンタをベースにUD(ユニバーサルデザイン)のジャパンタクシーが開発されたほか、シエンタ自体も主に初代の中古車がタクシーへ転用される例が増え、2代目シエンタにも2列シートの「ファンベース」などが設定されるようになります。

単に3列シートで最大6~7人を運べるミニバンというだけでなく、荷物をたくさん積めるアウトドア・ギアや車椅子のまま乗りやすい福祉車両、そしてタクシーといった多彩な用途で「人にやさしい車」として大ヒットしたシエンタは、もはや「地味だけど堅実に売れるコンパクトミニバン」ではなくなっていました。

2代目シエンタ・中古車販売価格の相場と流通台数は?

2代目シエンタには1.5リッター自然吸気ガソリンエンジンを積む純ガソリン車と、同系統のエンジンを積みフルハイブリッドシステムを搭載したシエンタハイブリッドが存在します。それぞれの中古車販売価格の相場と流通台数を見てみましょう(2020年6月現在)。

【2代目シエンタ(2015.7-)】
修復歴なし:63.9~244.2万円・2,125台
修復歴あり:79~195.8万円:92台

【2代目シエンタハイブリッド(2015.7-)】
修復歴なし:81.8~269万円・1,282台
修復歴あり:89.8~209万円・67台

双方合わせて約3,500台程度が流通していますが、現在も繁忙期には月販1万台を超える車ですからこれでも需要に対して十分な流通台数とは言えず、新車の車両本体価格が約180~260万円程度なのに対して高値推移です。

車種によっては純ガソリン車より若干安めで中古車販売されることもあるハイブリッド車も純ガソリン車より高値で販売されている上に全体に占める割合も多く、低燃費による経済性の高さも大きな武器となっていることがわかります。

2代目シエンタ・買取価格の相場と、年式、グレードごとの傾向は?

では、買取相場ではどのように評価されているのでしょうか?これも大手買取専門業者のサイトで買取実績が確認されたものを、年式やグレードごとの評価と合わせて紹介します。

まずは年式ごとの平均買取価格と平均残価率(オプション込み新車実勢価格に対する買取価格の割合)ですが、初代とグレード名がかぶり区別がつきにくい2015年式は除いています。

【2代目シエンタ(純ガソリン車)】
2016年式:約78万円・約36%
2017年式:約89万円・約40%
2018年式:約106万円・約49%
2019年式:約124万円・約55%
総合:約96万円・約42%

【2代目シエンタハイブリッド】
2016年式:約96万円・約38%
2017年式:約98万円・約37%
2018年式:約112万円・約43%
2019年式:約126万円・約48%
総合:約102万円・約39%

中古車販売の相場とは裏腹にハイブリッド車の平均残価率が低めになっていますが、高年式ほど純ガソリン車の平均残価率が高い一方で、低年式だとハイブリッド車の方が若干高いという、面白い現象が起きています。

通常、純ガソリン車とハイブリッド車が設定されている車種では、走行用バッテリーの劣化による性能低下が懸念されるのか、ハイブリッド車の平均残価率が高め推移するのは初回車検(新規登録から3年)までで、それ以降は純ガソリン車に対し残価が急激に落ちていくのが普通です。

しかしシエンタの場合は3年落ち以降も平均残価率が落ちにくい傾向にあるようで、これが10年落ちともなるとさすがに大きな差がつくのではとも思われますが、今回調査した範囲では「シエンタハイブリッドなら多少古くとも高価買取がイケそうだ」という感触になっています。

続いて大まかなグレードごとの平均買取価格と平均残価率です。

【2代目シエンタ(純ガソリン車)】
ファンベースX(2列シート廉価グレード):約109万円・約55%(※2018年9月追加)
ファンベースG(2列シート標準グレード):約129万円・約58%(※2018年9月追加)
X(3列シート廉価グレード):約79万円・約39%
G(3列シート標準グレード):約118万円・約50%
福祉車両(車椅子仕様):約92万円・約36%

【2代目シエンタハイブリッド】
ファンベースX(2列シート廉価グレード):買取実績なし(※2018年9月追加)
ファンベースG(2列シート標準グレード):約128万円・約49%(※2018年9月追加)
X(3列シート廉価グレード):約84万円・約34%
G(3列シート標準グレード):約119万円・約44%

2018年9月に追加された2列シートの「ファンベース」系は高年式車ばかりゆえに残価率が高いのは当然ですが、同年式の3列シート版「X」「G」よりも平均残価率が高く、むしろ現在の2代目シエンタにおけるメインストリームはファンベース系にあり!と考えられます。

3列シート車ですと廉価グレードの「X」が評価厳しめの一方で「G」が一貫して高価買取傾向にあるものの、2列のファンベースでは「ファンベースX」も高価買取の対象となっており、ビジネスやアウトドア、タクシーなどいくらでも需要がある状態なのでしょう。

2代目シエンタは3列なら「G」や「Gクエロ」、2列ならどれでも高価買取対象!

モデルチェンジで大ヒット車となった起爆剤は秀逸なデザインやハイブリッド車の追加にあるといえますが、一旦は新車効果が薄れて落ち始めた販売台数が2018年9月に入って再び上昇したのは、2列シート車「ファンベース」の追加が大きな威力を発揮したのは買取市場を見る限り間違いありません。

現在2代目シエンタを所有しているユーザーで、3列目シートの使い道がないと考えているならファンベースへの乗り換えを検討してもいいくらいです(特にリセールバリューが落ちやすい「X」ユーザー)。

今後新車なり中古車なりで2代目シエンタの購入を考えているユーザーも、3列目シートの必要性があるのかはよく考えて、どうしても必要ならリセールバリューの高い「G」や最上級グレードの「Gクエロ」を、そうでもないならXでもGでもよいのでファンベースの購入がリセールバリューの観点から強くオススメします。

特にアウトドア・ギア的な内外装を施し2019年10月に発売された特別仕様車「グランパー」の中でも「ファンベースGグランパー」の評価は高く(特に純ガソリン車)、今後も買取市場で長く高評価を保てそうです。

※中古車販売価格や買取相場は2020年6月現在の金額です。

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