トラック重機

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重機や建機によって、運転するにはどんな資格が必要?

重機や建機を動かすには、ただその操作方法を知っていればいいというものではありません。現場で重視されるのはスピードや精度もさることながら、それを安全に操作した上で実現することであって、いくら操作がうまくても安全性無視では機械を操作する資格はないと言えるでしょう。それゆえ安全衛生面での講習と、講習内容を理解したかどうか実機でチェックするための資格が多数存在しますから、今回は重機や建機に関わるものを主として紹介します。

フォークリフト運転者

機械の昇降部に取り付けられたツメで荷物を上下させたり運んだりするフォークリフトは運べる荷物の最大荷重で以下の2つへ分かれています。

・フォークリフト運転技能講習(最大荷重1t以上)
・フォークリフト運転者特別教育(最大荷重1t未満)

フォークリフトは一般的な自動車とは異なり、大抵の場合後輪を動かして曲がるようになっているため、自動車が運転できるならフォークリフトも運転できるというほど簡単ではありませんし、昇降部を動かすのも停止時と決まっています(もっとも実際には、当たり前のように走りつつ上下させている現場も多いと思いますが)。

そのため講習では安全衛生についての座学(これはどんな建機・重機の資格でも重点的に行われて簡単な試験もあります)のほか、実際にフォークリフトを運転してカーブを曲がったり、スラローム走行をさせられたり、荷物を運搬したりします。よほど大減点でもさせられなければ不合格にはなりませんが、調子に乗りアームを動かしながら走ろうとして教官から怒られる人も珍しくありません。

なお、技能講習を修了して5年以上たつと、以下の講習を受けられます。

・フォークリフト運転業務従事者安全衛生教育

そろそろフォークリフトの運転にも慣れた頃…という人で、改めて安全衛生の意義や正しい操作方法を再確認した、と証明する資格なので、受講がオススメです。フォークリフト運転者としての資格を得ると運転できる重機/建機は以下。

・フォークリフト
・ストラドルキャリア
・コンテナキャリア
・トップリフター
・クランプリフト

ショベルローダー運転者

車体全面に大きなバケットやフォークなど多彩なアタッチメントを装着可能なショベルローダーですが、「ショベルローダー運転者」として操作できるのは基本的に後輪駆動の二輪駆動、あるいは四輪駆動のトラクターショベルやタイヤショベルにフォークをつけて操作する場合に限ります。

トラクターショベルがタイヤショベルにバケットを装着しての作業は、は後述する「車両系建設機械(整地等)運転技能講習」という別な資格が必要となり、それぞれ別々に資格を持っている必要があります(四輪駆動にフォークをつけたらショベルローダー運転者としての資格を取らないと無資格扱いになります)。ショベルローダーも最大荷重で資格が分かれており、以下参照です。

・ショベルローダー等運転技能講習(最大荷重1t以上)
・ショベルローダー等運転者特別教育(最大荷重1t未満)

なお、この資格で操作できる重機/建機は以下になります。

・ショベルローダー
・フォークローダー

技能講習の内容は持っている免許や資格、実務経験などによって差があり、以下のようになります。

・全科目(35時間):自動車免許もショベルローダー等の運転経験も全くない人。
・31時間コース:大型・中型・準中型・大型特殊(限定)いずれかを持っている人。
・15時間コース:自動車免許はないが、ショベルローダー等運転者特別教育を修了して6ヶ月以上ショベルローダーの運転業務に従事した経験がある人。
・11時間コース:大型特殊免許を持っているか、大型・中型・準中型・大型特殊(限定)いずれかを持っていて、ショベルローダー等運転者特別教育を修了して3ヶ月以上ショベルローダーの運転業務に従事した経験がある人。
・9時間コース:建設機械施工技術検定の合格者。

上記のように自動車免許の有無に関わらず取得できる資格なため、この資格による公道での運転は認められていません。

車両系建設機械運転者

ここまでは後輪操舵で運転するのも少々コツがいる機械でしたが、重機/建機の資格としてもっとも幅広いのが「車両系建設機械運転者」でしょう。タイヤ式から装軌式(クローラ)まで含まれ、代表的なのはブルドーザーと油圧ショベル、ホイールローダーですが、他にも多数の重機/建機が含まれるため、一口に車両系建設機械といっても以下の3種類の資格を取らねば全てを動かすことはできません。

また、この資格でも機体重量3t以上が「技能講習」、3t未満が「特別教育」に分けられており、さらに機械ごとに技能講習以外でも操作できるものが含まれるため、重機/建機と資格の関連を以下にまとめました。

-整地・運搬・積込み用及び掘削用重機/建機-
・ブルドーザー
・モーターグレーダー
・トラクターショベル
・ドラグショベル
・ミニショベル
・油圧ショベル
・大型油圧ショベル
・ホイールローダー
・ずり積機
・スクレーパー
・スクレープドーザー
・ドラグライン
・クラムシェル
・トレンチャー
・バケット掘削機

【以上、機体重量3t以上を動かすための資格は下記のいずれか】
・車両系建設機械運転技能講習(整地・運搬・積込み用及び掘削用)
・1級建設機械施工技術検定(※トラクター系またはショベル系建設機械操作施工法を実地試験で選択した者)
・2級建設機械施工技術検定(※第1種、第2種、第3種)
・職業能力開発促進法に基づく建設機械運転科の訓練修了者

【同・機体重量3t未満】
・小型車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)の運転の業務に係る特別教育

-解体用重機/建機-
・ブレーカー(アタッチメント機械)など
・鉄骨切断機、コンクリート圧砕機、解体用つかみ機など(※2013年(平成25年)7月1日より前の修了者)

【以上、機体重量3t以上を動かすための資格は下記のいずれか】
・車両系建設機械運転技能講習(解体用)
・1級建設機械施工技術検定(※ショベル系建設機械操作施工法を実地試験で選択した者)
・2級建設機械施工技術検定(※第2種)

【同・機体重量3t未満】
・小型車両系建設機械(解体用)の運転の業務に係る特別教育

-基礎工事用重機/建機-
・くい打機
・くい抜機
・アースドリル
・リバースサーキュレーションドリル
・せん孔機(チュービングマシンを有するものに限る)
・アースオーガー
・ペーパードレーンマシンなど

【以上、機体重量3t以上を動かすための資格は下記のいずれか】
・車両系建設機械運転技能講習(基礎工事用)
・1級建設機械施工技術検定(※基礎工事用建設機械操作施工法を実地試験で選択した者)
・2級建設機械施工技術検定(※第6種)

【同・機体重量3t未満】
・小型車両系建設機械(基礎工事用)の運転の業務に係る特別教育
【車両系建設機械の基礎工事用の作業装置の操作など】
・車両系建設機械(基礎工事用)の作業装置の操作の業務に係る特別教育

【コンクリートポンプ車の作業装置の操作など】
・車両系建設機械(コンクリート打設用)の作業装置の操作の業務に係る特別教育

不整地運搬車運転者

クローラキャリアやホイールキャリアといった不整地運搬車運転者を操作するための資格で、これも最大積載量によって技能講習(1t以上)、特別教育(1t未満)に分かれており、技能講習の場合は以下のように持っている免許や資格、実務経験によって講習時間が分かれています。

・35時間コース:特に資格や実務経験がない者
・31時間コース:車両系建設機械(基礎工事用)運転技能講習の修了者
・15時間コース:機体重量6トン未満の車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)か(解体用)、または最大積載量1t未満の不整地運搬車で運転業務6ヶ月以上従事者
・11時間コースその1:1級建設機械施工技術検定(※トラクター系建設機械操作施工法を実地試験で選択しなかった者)合格者
・11時間コースその2:2級建設機械施工技術検定(※第2種から6種までいずれか)合格者
・11時間コースその3:大型特殊免許所持者、あるいは大型、中型、準中型、普通免許を持っていて、機体重量3トン未満の小型車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)か(解体用)か、最大積載量1t未満の不整地運搬車の運転業務に3ヶ月以上従事した者
・11時間コースその4:車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)か車両系建設機械(解体用)の運転技能講習を修了した者

移動式クレーン運転士

自力で走行できる移動式クレーンも代表的な重機/建機のひとつで、クレーンの吊上荷重によって以下の3種類に分かれています。

・移動式クレーン運転士免許(吊上荷重5t以上)
・小型移動式クレーン運転技能講習(吊上荷重1t以上5t未満)
・小型移動式クレーン運転特別教育(吊上げ荷重0.5t以上1t未満)

ただしこの中で「移動式クレーン運転士」と呼ぶのは移動式クレーン運転士免許を持つ人だけで、かつあくまでクレーンオペレーターとしての資格なため、公道を走らせようと思った場合は該当する自動車免許が別途必要です。

他に重機/建機とはまた別ジャンルの資格で何段階化に分かれた「クレーン・デリック運転士」や「揚貨装置運転士」というものがありますが、基礎や鉄骨へガッチリ固定されたクレーンやデリックとは異なり、吊上作業中に不安定となりがちな車両に設置されたクレーンを扱うため、移動式クレーンのみは別な教育が必要となっています。

また、クレーン関係の重要な資格はほかに「玉掛け作業者技能講習/特別教育」があり、安定した吊上を行うためには重量や重心をしっかり管理し、クレーンの誘導も行う玉掛け作業者のサポートが欠かせません。

他にも多数ある資格、無資格で作業してしまったらどうなる?

現場に関わる資格は他にも「高所作業車運転者」、「締固め用機械運転者」(ロードローラーなど)、「巻き上げ機運転者(ゴンドラ除く)」、「ボーリングマシン運転者」、「非自走式基礎工事用建設機械運転者」、「ゴンドラ操作者」、「建設用リフト運転士」、「ジャッキ式吊上げ機械運転者」、「軌道装置動力車運転者」など多数あります。

さすがに多数の業者が1箇所へ集まるような現場で無資格はそうそうないと思いたいところですが、あくまで社内の敷地内ならば誰に見られるわけでなし、いいだろうという事業所は正直皆無ではない、ところではありません。

しかし基本的に重機や建機の無資格運転は認められておらず、仮に違反した場合は事業主へ6ヶ月以下の懲役または50万円以下の罰金、作業者には50万円以下の罰金と定められています。

人の入れ替わりなどはどうしても避けられないため、ある日突然資格保持者がいなくなってしまった!という事態のないよう、従業員へは先々まで見据えて必要とされる資格を取らせるべきですし、仕事を探している方も極力資格は抑えておいて損はありません。