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買うか借りるか、建機はリースやレンタルと購入、どれが有利?

買うか借りるか、建機はリースやレンタルと購入、どれが有利?

作業に必要な建機を導入する際にまず検討しなくてはいけないのが、「買うか借りるか」です。あまり頻繁に使わない建機を購入しても置き場所だけ取って無駄になりますし、さりとて借りる場合は購入より高くつくため、用途や頻度に応じて選択していかなければなりません。買うにせよ借りるにせよ、どのようなケースでメリットが出るのか、ご紹介しましょう。

建機の必要性は、当然ながら業種や現場などによりけり、そして時代の境目も

種類はどれでも良いのですが、ある現場でどうしても建機が必要になった!という際に、まず考えるべきは「購入すべきか、それとも借りて来るべきか」という事です。

それも業種や現場、使用頻度によって変わってくるため、いかなるケースでも「こうするのが一番」という答えをスンナリ出すのは難しいところで、実際には日々の業務に追われつつ、何となく結論を出しているという業者が少なくないかもしれません。

そうならないためにも日頃からある程度の方針を立てておいた方が良いのですが、ザックリ分ければ「使う現場は固定されているか、時期によって変わるものか」でまず分かれます。

農家や畜産業者など、所有している敷地内の現場で年間を通じて常時作業する用途ならば、建機の保管場所も決まった場所になりますし、購入してしまった方が安上がりとなるでしょう。

しかし期間の決められた工事現場を渡り歩くような建設業者の場合は、現場や作業期間に応じてリースやレンタルで借りて、必要な期間のみ使った方が安上がり、という例の方が多いかもしれません。

ただしそれも財務状況や使用頻度、運搬手段の有無によりけりで、経営が安定していて保管場所や自前の運搬手段も持ち、現場は時期によって違えど常にどこかで使っているというケースならば、建設業者でも長期間使う建機として購入してしまった方がいい場合もあります。

ちょっと難しいのは、近年は自動化の進んだICT建機や今後登場する無人建機、燃費に優れ騒音が少ない環境対応型の新型建機への更新が進む時代の境目に当たっている事で、機種によっては早期に旧式化して現場へ適応しなくなるため、購入するとしても短期間の使用と割り切って中古建機で乗り切ったり、リースの方が適しているケースが増えているとも言えるでしょう。

日本での建機はリースやレンタルに主軸が移り、特に建設業界で購入のメリットは薄い

かつて建設業界が活況を呈していた時代の日本では建機を自社で購入するのが一般的でしたが、近年では公共工事の削減や入札の厳しさもあって、コスト低減のため重機は購入するよりリースやレンタルがメインになってきています。

特に現場が流動的な建設業界ではせっかく重機を購入しても常時稼働せず保管場所で威容だけを見せているケースもあるため、必要に応じた短期間のレンタルが増えているのが実情。
しかも使わないからといってメンテナンスをしなくてもいいというわけではないため、建機を購入するのは主に建機のリースやレンタルを行っている業者になりつつあります。

もちろん購入した建機は自社の資産となるため、いざとなれば売却して現金化する事も可能ですが、そうした事態を想定するより、そもそも日頃の経営健全化のためリースやレンタルにしてしまうという会社の方が多数派です。

それでも建機を購入するとなれば固定された現場の日常的な作業で建機を使う業種で、堆肥やわらなどを運ぶ畜産業者、土砂などを運ぶ農家で、冬季などにも除雪などで頻繁にホイールローダー(タイヤドーザー)やスキッドステアローダー、コンパクトトラックローダーなどを使い、広い敷地で保管場所も確保された業種に限られてきます。

それにしても近年の低騒音・低燃費型建機の登場で新型機種を購入してもすぐ世代が古くなってしまいがちなことや、健全な経営のため中古建機を購入して比較的短いスパンで使う事も。

そうした中古建機を購入する際に注意せねばならないのはもちろん「購入を検討している建機の状態」ですが、当然ながら状態がよく新しい割に安価な中古建機はすぐ売れてしまいますので、購入資金のアテをあらかじめ作って現状確認次第すぐ購入、考える時間はあまりないのが実情です。

ただし、中古建機は新規購入なら発注から2~3ヶ月待ちのところ実物が既にあるため、必要なアタッチメントさえあればすぐ作業へ投入できるのがメリット。

なお、新規購入にせよ中古購入にせよ、同じ期間使うなら期間が長いほどリースやレンタルより安価になっていくため、本当に頻繁に必要で保管場所もあり、固定資産税の納付や減価償却費の形状など経理上の処理が増えても使いでがある用途ならば、購入してしまった方がいいという考え方は、依然としてあります。

中長期利用で現在の主力は、なんといってもリース

今の日本で使われている建機で、中長期にわたり使用するならもっともポピュラーな導入方法がリースです。

リースを単に「長期間のレンタル契約」と解釈する人もいますが実際は大きく異なり、リース契約を結ぶとリース会社はメーカーへ建機を発注、ピカピカの建機が届くだけでなく、アタッチメントなど作業に必要な装備なども細かく指定できますし、社名なども入力された状態で引き渡しされます。

いわば期間限定で新しい建機を使えるもので、購入と違ってリース期間が終了すれば再び新しいリース契約を結んで定期的に新機種へ更新できますし、契約内容によっては、都合によってリース期間満了後に買い取りを選ぶ事も可能です。

月額料金はレンタルより安いため、一般的に1年間以上の長期使用ならばリースがオススメ。

契約内容にもよりますが、リースされた建機の所有権はあくまでリース会社にあるため固定資産税などはかからず、月々のリース代を経費として計上していくだけなため経理上の処理は楽で、長期では購入費用より高くなるとはいえ、固定資産税の納付が不要で定期的に新型へと機種更新できるのは大きな魅力ですから、保管場所さえあればリースを選ばない理由はあまりないでしょう。

ただし、使用頻度が少ないと結局は保管場所を取ってメンテナンスの手間も増えるだけ(メンテナンス契約がついたリースもあります)という点では購入と同じデメリットもあり、また契約期間中に用途がなくなったからとリースを打ち切れば違約金も発生するため、契約は長期的な作業見込みをよく考えて行うべきです。

日極と月極があるレンタルは短期利用の中小業者の強い味方

1年を超えるような用途がなくさまざまな現場を転々として、建機の保管場所もあまりないような中小企業の強い味方となるのが建機レンタルで、1日単位で借りる「日極」から、月単位で借りる「月極」まで対応、リースより割高ではあるものの1年未満の用途なら現場に応じて柔軟な対応をできるのが魅力です。

リースと違って社名は入りませんし、アタッチメントも大抵は装着されているものをそのまま使う事になり、需要が集中すると必要な建機やアタッチメントは早いもの勝ちになってしまいますが、短期間レンタルなら大がかりなメンテナンスはレンタル業者が行いますし、恒常的な保管場所も必要ありません。

もちろん建機の所有権はレンタル業者にあるので固定資産税の納付も不要ですから、短期間のみ必要な建機を必要なだけ使いたいという会社や個人にとっては、レンタルがもっとも手軽です。

急な工事などにも対応できますから、普段は建機を購入またはリースしている会社などでも、いざという時に建機レンタルを使うところも多く、リースもレンタルも(そしてリースやレンタル上がりの中古建機の販売も)行っているリース/レンタル業者がほとんど。

ただし、前述のように同じような建機へレンタル希望が殺到する繁忙期(たとえば冬季の除雪など)は希望する建機が既に貸し出し済みという事もよくありますから、複数のレンタル業者を普段からチェックしておき、在庫状況なども把握して希望の建機がない場合は代替の業者や建機のメドをつけておくのが重要となります。

最近はカーシェアのような「建機シェアリング」もある

乗用車で最近増えてきた、1台の車を不特定多数のドライバーで予約利用する「カーシェアリング」は建機にも存在します。

レンタルやリースを行っている業者のみならず、建機を所有している会社や個人で使用していない建機を貸し出すネットワークで、日本では豊田通商が2017年に開始した『Jukies』が代表的で、建機を持っている貸主と、借りたい借主がそれぞれユーザー登録すると、専用チャットで取引について相談し、成立するとレンタルスタートという仕組みで、乗用車のカーシェアにおける個人間カーシェアに近い形態と言えます。

また、レンタル登録された建機の中にはオペレーター(操作員)つきで貸し出されているものもあるため、建機を利用したいものの操作経験はないという借主にとっては魅力的なサービス。

休眠建機の有効活用が図れるため、今後は中古建機を購入して建機シェアリングへ参入する会社も出て来るかもしれません。

どのような形で利用するにせよ、低金利融資制度は活用しよう

ここまで触れたように、購入・リース・レンタル・建機シェアリングいずれを選ぶかは、ユーザーの財務状況や環境、作業内容や頻度によりけりで、必ずどれかが正解というものではありません。

金融機関からの融資枠を空けておくためと購入以外をオススメするケースは多々ありますが、代表的な低金利融資制度を提供して審査も比較的緩やかな日本政策金融公庫では、リースやレンタルを選んだ場合の運転資金も融資が受けられます。

購入の場合はさらに中小企業向けの補助金制度もありますし、状況に応じて自分にとってどれが有利な建機の導入方法か、常にチェックして考えておきましょう。