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プリウスα(2011-)の買取相場が知りたい!最新版!(2020年10月現在)

プリウスα

3代目プリウスと似た形ですが何となく違うフロントマスク、ちょっと持ち上がって垂直に近いテールゲートで「変わったプリウス?」と思っている人もいるかもしれないトヨタ・プリウスα。3代目プリウスをベースに2列シートステーションワゴン/3列シートロールーフミニバン化したものですが、最近ではタクシーでの利用も多くなっています。発売から9年以上経つロングライフモデルですが、買取市場での相場はいかに?

3代目プリウスベースのちょっと便利なハイブリッドカー、プリウスα

1997年にトヨタから初代モデルが登場した、世界で初めて量販に成功したハイブリッドカー「プリウス」は、当初4ドアセダンとして登場後、2代目以降は空力的にも有利で使い勝手にも優れた5ドアファストバックセダンとして今に至ります。

大ヒットしたのは3代目ZVW30系からですが、3代目プリウスの時代には「プリウス」ブランドで多様な車種を横展開させる構想があり、2代目プリウスのシステムを小型軽量化してヴィッツクラスのコンパクトカーとしたのが「アクア」(海外名プリウスC)であり、ホイールベースと全長を延長し、2列シートステーションワゴン/3列シートミニバンとしたのが「プリウスα(アルファ)」でした。

単に3代目プリウスのストレッチ版というわけではなく、積載性を高めるためリヤハッチはガラス部分がほとんど寝ていたプリウスと異なりほぼ垂直に立ち、3列シートミニバンとして2~3列目の居住性を確保するためややハイルーフとなり(これで高さ1,550mm制限のある駐車場は入庫できなくなった)、バッテリーも3列仕様では小型大容量のリチウムイオン電池を初採用した上で、センターコンソール下部へ押し込めています。

定員5名までを快適に載せて、手荷物程度は運べる程度だった3代目プリウスの実用性を飛躍的に高める代わり、重量増加やそれに伴うタイヤやサスペンションセッティング変更、ボディ補強などで、見た目はともかく中身はベース車とだいぶ異なるようになりましたが、まだプリウス以外のハイブリッド車が少なかった時代には、それでも重宝したものです。

しかし、現実には発売された2011年当時にステーションワゴンやロールーフミニバンの需要はほとんどなくなっており、それらの役目はコンパクトなトールワゴンかハイルーフミニバンが担う事になり、プリウスαは結果的に期待されたほど売れませんでした。

プリウスが4代目へモデルチェンジして以降も生産・販売が継続され、2020年10月時点ではデビューから9年半近くも販売されるロングセラーとなり、しかも未だ後継車を開発しているという話も出てきません。

そうこうしているうちに、他のステーションワゴン(カローラアクシオやカローラツーリング)やミニバン(ノア3兄弟やアルファード/ヴェルファイアなど)にハイブリッド車が登場してしまい、ますます居場所のなくなっているプリウスαですが、中古で手頃、ガソリン車とはいえ燃費が良く信頼性が高いためか、近年はタクシーで使われているのをよく目にします。

プリウスα・中古車販売価格の相場と流通台数は?

プリウスαの中古車販売価格の相場と流通台数を、大手中古車情報サイトからチェックしてみましょう(2020年10月現在)。

【プリウスα(2列シート5人乗り)】
修復歴なし:27.8~329.9万円・2,024台
修復歴あり:29.8~198万円・187台

【プリウスα(3列シート7人乗り)】
修復歴なし:49.1~351万円・419台
修復歴あり:47.8~179.9万円・42台

一応は現行モデルなので、修復歴なし車には登録済み未使用車や展示車の類も含まれていて高価なものもある一方、初期型は9年落ちという事もあってかなり安価な車もあります。

割合としては7人乗りが2割に対し5人乗り8割といったところで圧倒的に2列シートステーションワゴン仕様が多く、既にロールーフミニバンが歓迎されない時代に登場した車らしくなっていますが、どちらもそれなりにタマ数があるため、選ぶのには困らなそうです。

タクシーやビジネスワゴンなど法人用途が多そうな一方で個人需要が今後伸びる可能性はそれほどなく、市場にあぶれているとも言えるため、今後さらに販売価格は下がっていくかもしれません。

プリウスα・買取価格の相場と、年式、グレードごとの傾向は?

では、買取相場ではどのように評価されているのでしょうか?これも大手買取専門業者のサイトで買取実績が確認されたものを、年式やグレードごとの評価と合わせて紹介します。

まずは年式ごとの平均買取価格と平均残価率(オプション込み新車実勢価格に対する買取価格の割合)です。

【プリウスα(2011.5~)】

2011年式:約51万円・約16%
2012年式:約59万円・約19%
2013年式:約63万円・約20%
2014年式:約72万円・約23%
2015年式:約106万円・約32%
2016年式:約106万円・約32%
2017年式:約121万円・約35%
2018年式:約123万円・約38%
2019年式:約142万円・約43%
2020年式:約160万円・約51%
総合:約109万円・約30%

総合的に見ればリセールバリューは3割程度ですが、初回車検を迎える3年落ち程度まではまずまずの高値、それ以降も5年落ち程度までは人気車種でもない割に健闘していますが、やはりそれ以上ともなると、走行用バッテリーの経年劣化による走行性能や燃費の悪化が心配されるハイブリッドだけに、もはや高価買取は望めなくなります。

続いて大まかなグレードごとの平均買取価格と平均残価率です(資料の問題で、5人乗りと7人乗りは分けていません)。

【プリウスα】
S Lセレクション(標準グレード装備厳選版):約56万円・約21%
S系(標準グレード):約117万円・約33%
Sツーリングセレクション系(標準グレード装備充実版):約116万円・約30%
Sツーリングセレクション G’s GR SPORT:約145万円・約38%
G系(上級グレード):約120万円・約30%
Gツーリングセレクション系(上級グレード装備充実版):約102万円・約25%

専用の内外装やボディ補強、サスペンションチューンとなる趣味性が高いG’s/GR SPORTは別格として、それなりに装備の充実したS系またはSツーリングセレクション、それにクルーズコントロールや衝突被害回避支援パッケージなど運転支援機能の充実したG系が横並びの人気です。

対して装備の貧弱、あるいは本革シート仕様のような経年劣化が目立ちやすい高級装備のグレードは人気がなく、新車購入時に無難なグレードを選んだ人が、リセールバリューの面でも多少得をするような形になっています。

なくなってありがたみが出るような車でもないのが、プリウスαの難点

「プリウス」シリーズで唯一の2列シートステーションワゴン/3列シートミニバン仕様であるプリウスαですが、もはやトヨタのハイブリッド車など当たり前になってしまいましたし、仮に廃止されたとして代わりの車が存在しないのは、3列シートミニバン仕様だけですが、そもそもロールーフミニバン自体にさほど需要がありません。

今でこそ中古車市場ではソコソコの価格がついて販売されているものの、需要が少ない車な割に、大手中古車情報サイトの情報だけで2,500台以上も全国に出回っている事から、市場ではもはや飽和状態で、むしろ買取査定は今後厳しくなりそうに思えます。

ハイブリッドシステムを積んだステーションワゴンやミニバンは、もっと性能の優れた最新モデルが出回っていますし、今後プリウスαは中古車市場で「ハイブリッドカーでも安いカスタムベース」か、タクシー需要がメインになってくるため、少しでも高価買取を狙うのであれば、走行距離が伸びたり程度が悪化する前に、すぐにでも査定に出すのがオススメです。

唯一の例外がG’sとGR SPORTで、この2グレードのみに限れば趣味性の高さから、かえって後々レア車としてのプレミアがつく可能性はあるものの、それを除けば早めに決断していきましょう。

※中古車販売価格や買取相場は2020年10月現在の金額です。

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