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デリカD:5(2007-)の買取相場が知りたい!最新版!(2020年8月現在)

デリカ

ミニバンでありながらSUVのような車として、独自の世界観がファンの心を離さない三菱・デリカD:5。かつてのデリカ・スターワゴンやデリカ・スペースギアの伝統を受け継ぐべく、クロスオーバーSUVベースとなってもタフなボディや悪路走破性は健在!現行モデルはデビューから13年以上経っていますが、買取相場ではどのように評価されているのでしょうか?

唯一無二の「クロスオーバーミニバン」として絶大な存在感!三菱・デリカD:5

1980年代~90年代のRVブーム時代から、ステーションワゴンやミニバンへグリルガードやルーフレール、背面スペアタイヤなどを装着した現在で言うクロスオーバーモデルは多数存在しましたが、その中でも常に異彩を放っていたのが三菱の「デリカ」シリーズでした。

車自体は平凡な商用1BOX商用車をベースとしていながら、小型4WDトラックの「フォルテ」や本格オフローダー(ヘビーデューティーSUV)の「パジェロ」と同じラダーフレームへボディを載せ、本格的な4WDシステムを持つ「デリカスターワゴン」は、「1BOXミニバンでありながらオフローダーの能力を持つ車」として、オフロード派やアウトドア系ユーザーから絶大な支持を受けたのです。

他のミニバンがスポーティーなロールーフ派、あるいは車内スペースと乗降性を重視した低床ハイルーフ派に分かれて発展していく中でもそのスタイルは変わらず、発展型の「デリカスペースギア」では、3列シート7/8人乗りに十分なスペースと悪路走破性を両立した唯一無二のミニバンとして、ライバル不在の存在でした。

もちろんライバル不在だった理由は「絶対的な需要が限られるため」でもあり、確かに他社ライバル車のように爆発的大ヒットに恵まれるような事はなかったものの、「デリカでなきゃダメ!」という固定ユーザー、熱烈なファンを生み出し、いわば三菱の看板車種にまで成長します。

そのデリカスターワゴンやデリカスペースギアの後継として2007年1月にデビューしたのが「デリカD:5」でしたが、FFベースクロスオーバーSUVのアウトランダーをベースとしたとはいえ、ラダーフレーム式でもビルトインフレーム式でもないフルモノコックボディのハイルーフミニバンという構成には、「クロスオーバーSUVのミニバン仕様に留まるのでは」という不安もありました。

しかし、ランサーエボリューションやパジェロで三菱が熟成を重ねて、アウトランダーでも実証してきた電子制御4WD技術による高い安定性と悪路走破性、フルモノコックとはいえボディ内に肋骨のようなリブでガッチリ補強したリブボーンフレームは歴代デリカに負けないタフネスぶりを持たせ、百聞は一見にしかずとばかりダカールラリーのサポートカーとして過酷な長距離ラリーを走りきった事で、ユーザーの不安を払拭してみせたのです。

時にコンセプトが理解されにくい車種を発売してしまいがちな三菱にしては実に手堅く、ユーザーのツボをつく戦略は大成功し、引き続きタフでオフロードのものともしないミニバンを求めるユーザーから熱い支持を受けたデリカD:5は、車種ラインナップが激減した三菱の中でも看板車種に成長。

2012年12月にはファン待望のクリーンディーゼル搭載車が追加、2019年2月のビッグマイナーチェンジで大幅なフェイスリフトにより装着された「ダイナミックシールド」大型フロントグリルはデリカD:5の無骨さ、タフネスぶりによく似合い、今や三菱のイメージリーダーとなっています。

なお、新たなユーザー層開拓のためデビュー直後からFFモデルの「C2」や、C2をベースとしたエアロバージョンの「ローデスト」のようにオンロード志向の大型ミニバンも販売されましたが、やはりファンの求めるデリカはオフロードイメージだったようで、後にC2もローデストも廃止、2019年10月にはダイナミックシールドをつけず継続販売されていたガソリン車も廃止され、デリカらしい個性と迫力にあふれたダイナミックシールド+クリーンディーゼル車のみが2020年8月現在も販売中です。

他メーカーからも「コンパクトミニバンのクロスオーバー仕様」や「3列シートSUV」は販売されていますが、広い車内スペースと悪路走破性を両立したデリカD:5のコンセプトに追随できるライバルは1台として存在せず、ファンにとってはなくてはならない、なくなっては困る車種として今後も君臨し続けそうです。

デリカD:5・中古車販売価格の相場と流通台数は?

デリカD:5の中古車販売価格の相場と流通台数を、大手中古車情報サイトからチェックしてみましょう(2020年8月現在)。

【デリカD:5ガソリンエンジン仕様(2007.1-2019.10)】
修復歴なし:19~379.9万円・790台
修復歴あり:19~198万円:80台

【デリカD:5ディーゼルエンジン仕様(2012.12-)】
修復歴なし:118~550万円・868台
修復歴あり:139.8~355万円:14台

約1,800台ほどが流通している中でも、約8年前にデビューしたクリーンディーゼル車はやはり人気が高く、中古車販売価格もなかなかの高値推移です。

デリカD:5の特色をもっとも濃く味わいたいならオススメなのはディーゼルですが、2011年12月以降のFF車に搭載される2リッターガソリンエンジンも燃費や自動車税の面からは有利で、「まずカタチから入りたい」、あるいはローデストなどオンロード仕様も気に入っているというユーザーは、積極的に検討してもいいかもしれません(ただしリセールバリューはかなり厳しめ)。

デリカD:5・買取価格の相場と、年式、グレードごとの傾向は?

では、買取相場ではどのように評価されているのでしょうか?これも大手買取専門業者のサイトで買取実績が確認されたものを、年式やグレードごとの評価と合わせて紹介します。

まずは年式ごとの平均買取価格と平均残価率(オプション込み新車実勢価格に対する買取価格の割合)です。

【デリカD:5】
2007年式:約21万円・約6%
2008年式:約31万円・約9%
2009年式:約53万円・約15%
2010年式:約40万円・約11%
2011年式:約63万円・約17%
2012年式:約70万円・約20%
2013年式:約81万円・約21%
2014年式:約144万円・約35%
2015年式:約132万円・約35%
2016年式:約152万円・約40%
2017年式:約163万円・約43%
2018年式:約180万円・約45%
2019年式:約215万円・約58%
2020年式:約285万円・約72%
総合:約106万円・約27%

初回車検の3年落ち2017年式はもちろん、継続車検(2回目)の5年落ち2015年式でもまだ3割以上と高い平均残価率を誇っており、3回目の継続車検を受ける7年落ち2013年式でようやく、約2割まで落ち込みます。

その頃とそれ以前のデリカD:5で何が違うかと言えば、やはり2012年12月に追加されたクリーンディーゼルの影響が大きいようで、ディーゼル車に限って言えば2013年式でも約3割の平均残価率です。

ディーゼル追加以前だと残価率は次第に下落していきますが、ここでデリカD:5にはもうひとつ「古くなっても値段がつきやすい」という特徴があり、10年落ち以上でも「3~5万円以下」、つまり一応は引き取りますよ、という以上の実績が多いのは、代わる車がなく根強いファンがいる車ゆえかもしれません。

続いて大まかなグレードごとの平均買取価格と平均残価率です。

M系(廉価グレード):約69万円・約23%
G系(標準グレード):約100万円・約28%
D系(2019年2月までのディーゼル専用グレード):約164万円・約40%
P系(2019年2月に登場した上級グレード):約285万円・約60%
C2 G系(オンロード仕様標準グレード):約8万円・約3%
ローデスト G系(エアロ仕様標準グレード):約56万円・約15%
ローデスト D系(エアロ仕様ディーゼル専用グレード):約167万円・約41%
シャモニー(定番の特別仕様車):約105万円・約27%
エクシード系(豪華な特別仕様車):約97万円・約23%
アクティブギア(クロスオーバー風特別仕様車):約235万円・約55%
ジャスパー(アウトドア風特別仕様車):約217万円・約52%

このうちP系とアクティブギア(2017年4月発売)とジャスパー(2018年5月発売)はこの3年ほどの発売されたため低年式車がないゆえの高い残価率です。

それを除くと「D系」「ローデスト D系」が発売から5~7年以上たつのに飛び抜けた残価率を誇り、しかも2019年のマイナーチェンジで消滅していての話ですから、デリカD:5のディーゼル車がいかに人気が高く、買取市場でも高い評価を受けているかがわかります。

なお、2019年11月以降は全グレードがディーゼル車となったため、他グレードも2019年式以降は残価率が急激に上がる傾向です。

大規模フェイスリフト成功で、ビッグマイチェン以前は「旧型」として価値が落ちるかも?

2007年1月に新世代デリカとしてデビュー以来、13年以上もモデルチェンジしていないデリカD:5ですが、2019年2月のビッグマイナーチェンジでフロントマスクが三菱の新しいデザインアイデンティティ「ダイナミックシールド」を採用する際、かなり賛否両論分かれる意見が出ました。

曰く「まるで4枚刃や5枚刃のカミソリのようだ」「カッコ悪い」という声はかなり多かったものの、実際には「購入対象外ユーザーによる外野の意見」に過ぎなかったようで、マイチェン後モデルは順調に販売を伸ばし、その後他の三菱車、特に軽SUVの「eKクロス」や「eKクロススペース」などは「プチ・デリカD:5」といった趣で、少なくとも三菱ユーザーには問題なく受け入れられています。

元より無骨でたくましいガンダムルックが持ち味だった三菱ですから予想はできた事ですが、そうなるとマイチェン以前のデリカD:5は見た目がかなり異なる事から今後は「旧型」扱いとなって価値が急激に下る事が予想され、既に2018年式以前、つまりマイチェン前モデルの残価率は年式の差以上に下がっている兆候があるようです。

それでもクリーンディーゼル車ならデザインに左右されない価値があるものの、ガソリン車、特に「ローデスト」などオンロード志向のエアロ仕様は、オフロード志向が持ち味のデリカD:5の中ではマイナーな存在となり、今でもディーゼル車を除き価値はかなり低めです。

デリカD:5の中でもガソリン車ユーザー、特にFFのC2やローデストのFFモデルのユーザーは早めに売却し、デリカD:5のディーゼル車か、あるいは他に魅力的なミニバンなどがあれば、そちらへ乗り換えるのをオススメします。

ディーゼル車はまだそこまで急ぐ段階ではありませんが、やはりマイチェン前の旧デザイン車には「型落ち感」があるため、車検が近くなったタイミングなどで売却し、新デザインのデリカD:5へ乗り換えるのが最適でしょう。

※中古車販売価格や買取相場は2020年8月現在の金額です。

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